初めての大曲花火大会4 帰宅困難者にはなりたくない! 帰りの秋田新幹線体験記

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2022年8月27日(土)、初めて秋田県大仙市大曲の花火大会(正式名は「全国花火競技大会」)に行きました。

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感動の花火大会が終わった後は、いよいよこの日最大のミッション! 家に帰るまでが花火大会です。

帰りの秋田新幹線こまち号に乗るまでが一苦労

花火大会で一番注意する点の一つが、帰りの交通機関の大混雑。

今回の花火大会も、終了後、歩道が混雑しないうちに会場を後にして大曲駅に向かったのですが、同じことを考えている人がたくさんいて、歩道こそ混雑せず普通に歩けたものの、大曲駅は大混雑!

行先別にフェンスで改札が区切られ、新幹線こまち号の列はさらに、指定席・秋田方面立席・盛岡方面立席に分けられていました。切符を先に購入していて、本当に良かったと思いました。

盛岡方面立席の列に並んだ私たちは、いつ改札が始まるかもわからず、雨の中をひたすら立って待ちました。駅前に仮設トイレはあるものの、いつ行列が動くかわからないので、行くタイミングがつかめません。人ごみの中、行列を逆行してトイレに行くのも一苦労。フェンスを押しのけて通っている人たちもいました。

駅の花火イルミネーションや、花火玉モニュメントを見ながら、ひたすら待ちます。昼間には記念撮影のため人だかりができていた巨大花火玉ですが、夜は誰もいないので、きれいに撮影できました。

乗客のイライラ解消のためか、女性の案内アナウンスは丁寧で、プロのアナウンサーのようです。駅員さんではないのかもしれません。

当日の夜に帰るのは無理だった

私たちは、あわよくば乗れるかなと思っていた22:46発こまち368号にはもちろん、23:28発こまち370号にも(あともう少しだったのに)乗れませんでした。やはり頑張って指定席を買うべきでした。そうすれば花火師さん達とゆっくりエール交換してからでも、乗れた可能性が高いのですが後の祭り。

予約の際に「チェックインは24:00」としていた盛岡のホテルにも連絡して、事情を話しました。幸いなことに、ドアは閉めずに待っていてくれるとのこと。

並んでいる人たちは皆おとなしく待っていますが、遅くなるにつれ、どことなく不穏な空気も漂ってきます。本当に新幹線に乗れるのか、乗ったとしても盛岡まで立ち続ける体力が残っているのか、私も心配になってきました。夫は腰が痛いと言い出しました。花火観覧中の二倍くらい、帰りは体力を使います。万全の態勢で臨みましょう。

やっと0:30発こまち374号に乗れそうな気配です。それでも指定席券の乗客の改札が全部終了してからでないと、私たちは入れません。雨には濡れるし、かなり寒そうな人もいます。せめて屋根のある場所に入れてほしい!

駅構内には、大曲駅のトップらしき3人の男性も出てきました。臨時新幹線も、こまち374号の後は2本しかありません。果たして全員乗れるのか、彼らもさぞ心配していることでしょう。

秋田新幹線に初乗車 何とか座れてよかった!

指定席券の乗客が全員、プラカードを持った駅員さんの誘導で新幹線ホームに移った後、やっと私たちに黄色い整理券?が配られました。

これが立席特急券というものかな? 初めて見ました。券をもらった私たちも、駅員さんの案内でゆっくり新幹線フォームへ向かいます。

各車両の位置ごとに駅員さんが配置され、私たちは指定席組の後から車内に入りました。初めて見る秋田新幹線にちょっと感動しましたが、今はそれどころではありません。

車内に入ってみると、ありがたいことに空席がありました! 「立席特急券」ですが、普通車両で空席があれば座ることができます。

夫も私も座ることができてやれやれ。多目的室も解放され、1つの席を仲良く分け合っているカップルもいました。大体の人が座れたのではないでしょうか。

初めて見たこまちの車両は、あきたこまち?の稲穂が描かれていたり

ピンク色と白の車体が鮮やかだったりと、関西人の私には、初めて見るものばかり。

最終のこまち378号(1:21発)には、並んでいる人たちは全員乗れたのか、そもそもこまち号には何人ほど乗れるのか、気になることはいろいろありましたが、ともあれ夜中の2時前にホテルに着くことができました。

花火大会は、どこも帰りが大変! 特に大曲は、人口4万人弱の町に約70万人(今年はコロナ対策で有料座席を減らしているからもっと少ないとは思いますが)の見物客が全国から押し寄せるため、列車でも車でも帰りは大変だったと思います。でも、その苦労を上回る素晴らしさだから、人気は衰えないのでしょう。

来年は無理かもしれませんが、いつかまたご縁があったら、万全の対策で見に行きたいと思います!

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