2022年9月9日(金)、トラピックス日帰りツアー(京都発)に参加しました。ツアーの名称は
■京都割■(京都駅発/午前観光)リーガロイヤルホテル京都約70種ランチビュッフェと叡山ケーブル・ロープウェイ2つの絶景遊覧日帰り
というもので、きょうと魅力再発見旅プロジェクトの対象コースです。いわゆる「県民割」ですね。
旅行代金は1人11,980円のところ、支援金5,000円が出るので、実質6,9800円とかなりお手頃なツアーでした。京都応援クーポンも、1人2,000円もらえます。
このツアーも人気のようで、今回の参加者は42名(バスは満席)。バスが発車した早い段階で、今日の昼食は13:30からのビュッフェだという連絡がありました。ランチビュッフェは13:30開始のツアーが多いですね。
2つの絶景遊覧は天候次第
8:30に京都アバンティ前に集合した私たちは、中央交通のバスに乗り、普通ならすっと比叡山にバスで行くところを、八瀬でいったんバスを降り、
叡山ケーブル・ロープウェイに乗り換えて、山頂を目指します。9:30のケーブルカーに全員乗りました。
坂本から比叡山に上ったことはあるけれど、八瀬から行くのは初めて!(大体八瀬に行ったことがない)
さすが標高差561mで日本一を誇る路線だけあって、とても急な斜面が見えました。
ここを登っていくなんて、本当にすごい!
でも残念ながらこの日は、とても曇っていて視界も悪く、すれ違うケーブルカーは見えたものの
京都の街の風景はほとんど見えず(一瞬だけ見えました)
まさに五里霧中という感じ(ケーブル比叡駅が、なかなか見えません)。
ロープウェイ(2台に分かれる)に乗り換えても、全く同じ状況で、雲の中を通っているみたいです。
深山幽谷という雰囲気で、比叡山の神秘性も高まり、これはこれでよかったのですが、
ケーブルカーとロープウェイの絶景を期待している人には少々気の毒でした。
ロープウェイ比叡山頂駅から駐車場まで歩き、そこから再びバスに乗って、根本中堂(本堂にあたる)などがある比叡山延暦寺発祥の地・東塔(とうどう)エリアへと向かいました。所要時間は5分ほどです。
大黒堂で三面六臂の大黒様を参拝
東塔の比叡山バスセンターでバスから降りた私たちは、有料拝観エリアへ。
根本中堂までは、添乗員さんが案内してくれました。
「一隅を照らそう」という言葉が、天台宗らしくていいですね。
自由散策時間は、10:15~12:00。行程表には約70分とありましたが105分もあります。
以前HISの京都府民割ツアーで、平安神宮自由散策約90分と同じような感じ(時間調整)。
でも今回は、ゆっくり拝観できるのでありがたかったです。
多くの人が最初は根本中堂を目指すので、きっと混雑するだろうと思い、私たちは近くの大黒堂から参拝を開始しました。
延暦寺を開いた最澄が、比叡山中で出会った大黒様の像を自ら彫って祀ったのがこの大黒堂。日本の大黒天信仰発祥の地とは知りませんでした。
中央には米俵に乗る食生活を守護する大黒天。右には勇気と力を与える毘沙門天。そして左には美と才能を授ける弁財天。これらが合体して三面六臂という、ほかではあまり見られないお姿になっています。
この大黒様に出世を願った羽柴秀吉が、遂に関白となって天下人となったことから「三面出世大黒天」とも呼ばれているのだとか。
お堂内部の撮影は禁止でしたが、ありがたい大黒天をしっかり参拝し、御朱印(300円)も頂きました。
なお、東塔エリアにある万拝堂と文殊楼の御朱印も、大黒堂の御朱印授与所で頂くことになります(各300円)。
「御朱印帳をお持ちの方は、お参り前に受付まで」と案内されますので、まだ参拝していなくても、予定があればぜひこの大黒堂でまとめて御朱印をもらってくださいね。
ユニークな万拝堂
万拝堂は、全国各地の寺社で祀られている神仏のみならず、世界の神々も迎えて祀っているという、ユニークな施設です。
新しい建物のためか、特に内部の撮影は禁止されていませんでした。数珠玉を回しながら、像の周りを時計回りで1周してお祈りしました。
今回比叡山で頂いた御朱印のうち、この万拝堂だけはなぜか書置きの御朱印。
休憩所も併殺されていましたが、昔行ったことがある坂本の有名蕎麦屋(鶴喜そば)の支店もあり、ランチビュッフェがなければ、食べに行きたかったです。
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