2022年8月、初めて知床(ウトロ温泉)を訪れました。
定期観光バスツアー、遊覧船クルーズ、知床五湖トレッキングツアーなど、知床の大自然を楽しむ方法はいくらでもあるのですが、意外とホテル(今回はKIKI知床ナチュラルリゾート)から歩いて行ける場所にも、面白い見どころがたくさんあったので、ご紹介します。
夕日を見るならここ! 夕陽丘展望台
最初にご紹介するのは、ホテルから徒歩5分という近さの、夕陽丘展望台。
ホテル横の道を通って
キャンプ場の中を通っていくと展望台です。
夕方になると、夕日を待つ人々が三々五々集まってきます。
ちょっと木が邪魔をしますが、きれいな写真も撮れました。夕方の海鳥の声は、なかなか印象的です。
オロンコ岩
港の近くにある「オロンコ岩」もなかなか素敵な場所でした。
この岩を登ります。
奇妙な岩の名は、この地の先住民族オロッコ族(ウィルタ)からとも、アイヌ語の「そこに座っている岩」を語源とするとも言われています。
高さ約60m(階段170段ほど)と、なかなか上りごたえありました。
頂上は広いです。
青さが際立つオホーツク海や
ウトロ漁港
三角岩と知床観光船おーろら号など、眺めが本当に素晴らしい!
先ほど紹介した夕陽丘とともに、知床八景に選ばれています。
ホタルブクロかな? 美しい花も咲いていました。
三角岩とその周辺
オロンコ岩を貫通する「オロンコ隧道」を通って
知床観光船おーろらの乗船場へ。
オロンコ岩からも見えた、三角岩の隣に
知床観光船おーろらの乗船場があります。
でも見逃したくないのは、その手前にある松浦武四郎(北海道の命名者である幕末の探検家で、知床は3度訪れたらしい)顕彰碑や
三角岩の近くにある、知床旅情の碑。ちなみに長女は、この歌を知らなかったのです。昭和の大ヒット曲も、例話になると影が薄くなっているのでしょうか。
道の駅うとろ・シリエトク
少し足を延ばせば、バス道沿いに道の駅うとろ・シリエトクがあります。漁師の番屋風の建物らしいのですが、そもそも漁師の番屋を知らないので、あまりピンとこないのが悲しい。
ここでは知床のお土産が買えるのはもちろん
知床の観光案内なども行っています。
私たちも、お土産の大部分はここで購入。上は自分へのお土産、流氷ドラフトビールです。青い色は、クチナシの乾燥果実から取った色素で出しているそうです。
知床世界遺産センター
道の駅に隣接して、知床世界遺産センターがありました。
実物大の迫力ある美しい写真や
模型などが展示され、知床の自然について、より深く学べます。
トレッキングツアーでは出会えなかったクマゲラの模型もありました。子供の頃に読んだ図鑑が思い出され、とても懐かしくなりました。
世界遺産の予習や復習を兼ねて、訪れるのはいかがでしょうか。
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