2022年10月5日(水)22:30東京・竹芝桟橋を出港する東海汽船の橘丸に乗り、八丈島を目指した私たち。
しかし運悪く、三宅島まで来たところで、海上不良により欠航となってしまいました。
しまぽ通貨とは
今回、八丈島旅行出発に先立って、長女が「スマホで使うしまぽ通貨というお得なものがある」と教えてくれました。
東京都の11離島加盟店で使え、10,000円分のプレミアム付き電子宿泊旅行商品券が7,000円で購入できる。しかも都民だけでなく、全国誰でも購入可能という、確かにお得なサービスでした。
ちょっと登録するのが面倒でしたが、何とか本人認証も成功し、ホテル代もこれで支払うことに決め、とりあえず旅行出発2日前に20,000円分購入しました(支払ったのは14,000円)。
橘丸が欠航になり、八丈島に行けなくなったのですが、HPの「しまぽ通貨ご利用にあたっての諸注意」に
- 原則、ご購入後のキャンセル、払い戻しはできません。
と書かれていたので、今回の払い戻しは無理だろう。有効期限の令和5年3月31日までに、また八丈島に行く機会もあるだろうと、最初は思っていたのです。
冬の八丈島は欠航率が高い! 欠航による島ぽ通貨払い戻しはできるのか
でもよく考えてみると、まとまった休みが取れ、なおかつその休みに八丈島に確実に行けるかというとなかなかその自信もなく(年末年始は別の行き先あり)、冬(12~3月)は強風のため船や飛行機の欠航率も高いのだとか。
まとまった休みが取れて八丈島に行けても、また欠航してしまう可能性もあります。自己都合ではない船の欠航による旅行中止なので、どこかに救済策があるかもしれない。長女にも励まされ、頑張ってもう一度、「しまぽ通貨」利用規約というものを検索して、(こういうのを読むのは苦手なのですが)じっくり読んでみました。
すると第7条に、次の3点を満たせば事務局が払い戻しをしてくれると書いてありました。
諦めずに利用規約を読んでよかった!
「しまぽ通貨」払い戻しに必要な3つの条件(すべて満たすこと)
1.交通機関の欠航、天災地変その他これに準ずるやむを得ない事由によるものであると事務局が認めること。
2.利用者が一度の決済によるしまぽ通貨購入により取得したセット数の全部について、一度もしまぽ通貨取引が行われていないこと。(払い戻しは全額のみ)
3.利用者がしまぽ通貨を購入してから 14 日以内または 2023 年 3 月 31 日のうち、いずれか早く到来する日までに事務局に対して払い戻しの申請を行ったこと。
なお、払い戻しの方法については
「しまぽ通貨の購入回数に1回あたり 500 円(税込)を乗じた金額の手数料が掛かります。また、払い戻しの方法は、しまぽ通貨の購入にあたり利用されたクレジットカード決済によるものとします。」とありました。手数料がかかりますが、これくらいは仕方ないですね。
私の場合、もししまぽ通貨を来年の冬に使う予定にしていて、結局また欠航だったとしても、購入してから14日はとっくに過ぎているので、払い戻しはできなかったかもしれません。危ない危ない。
まずしまぽ通貨事務局コールセンターに電話
払い戻し条件3点を満たすと確信したので、早速しまぽ通貨事務局コールセンターに電話しました(電話番号や受付時間はしまぽHPの最下段にあり)。
すると電話で状況を質問され、払い戻しの条件を満たすと先方も認めてくれたので、メールで必要事項を記入して送信するように指示がありました。
必要事項は
・キャンセル理由 ・購入セット数 ・購入日 ・しまぽID ・購入者氏名 ・生年月日 ・渡航予定の島 ・欠航した船名と会社名 ・欠航証明書(添付) の9点
しまぽIDがよくわからなかったので、名前と生年月日を言って事務局で調べていただきました。あらかじめ、しまぽIDを控えておくといいですね(スマホの電子しまぽ通貨トップ画面にあり)。
仕上げはメールでの申請 迅速な返事に感謝!
この9点を、しまぽHP最下段の「メールする」からメール。スマホから普段メール送信しないので、少し不安でしたが、何とか欠航証明書のファイルも添付することができました。
メールを送ったのが10月7日(金)。1時間もたたないうちに、受け付けたという返信メールが来ました。
「カード会社によって締め日が異なりますので、長くて1か月程かかる場合もございます。1か月を過ぎても返金がされない場合、お手数ですがクレジットカード会社へお問い合わせくださいますようお願い申し上げます。」とのこと。
現在まだ返金の連絡はありませんが、なかなか迅速で誠意ある対応だなとうれしくなりました。
割引は最悪使えなくていいから、いつかいい天気の八丈島に行ってみたいなと思っています。
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