八丈島行の橘丸に初乗船1 東京湾ナイトクルーズ変じて大荒れの海 突然の欠航連絡 

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憧れの南国八丈島へ、準備は万端!

2022年10月6日(木)・7日(金)に仕事を休むことができ、その次の3連休と合わせて5日間という、まとまった休みが取れることになりました。

そこで旅行先に選んだのが八丈島! 東京在住の長女は「都内観光促進事業」(愛称は「もっとTokyo」)が使えます。彼女が交通機関や宿の手配をしてくれました。

加えて、東京都の11の離島で使えるという「しまぽ通貨」という電子マネーも発売され、こちらは私が購入しました。10,000円分の宿泊旅行商品券を、7,000円で購入できるお得な商品。

天気予報は島滞在予定の2日とも雨だけど、万一帰りの飛行機が欠航になった時も、2日余裕を見ているから大丈夫だろう(予定通り東京に帰ってこられたら、2日間は東京観光などの予定)と考え、島での雨の日の過ごし方(温泉巡りがいいと思いました)や、おしゃれなカフェなどの情報を一生懸命集めていました。私たちは運転免許を持たないため、雨の中自転車で移動することも考えて、カッパも持参することに。

東海汽船の橘丸とご対面!

八丈島への交通手段は、10月5日(水)夜10:30に東京・竹芝桟橋を出港する東海汽船橘丸

関西人の私には、竹芝桟橋も東海汽船も初めて。天候のためか、待合室は乗客が少なく、閑散としていました。

雨の中の橘丸。

乗船するとき、改札口で乗船券は半分切り取られますが、手元に残った半券に記入されている座席番号の部屋へ。この乗船券の半券は、下船後に回収されますので、紛失しないように注意しましょう。

かなり大きな船に思えますが、先月小笠原諸島に行った娘の話によると、小笠原海運おがさわら丸はもっと大きな船だったのだとか。

でも24時間乗るわけではないし、2等室も女性専用(やはり男性と一緒というのは抵抗ありました)にしてもらったし、

頭の部分だけですが仕切りがあって、枕も付いているというので、これで十分かなと思いました。この小さな丸い窓から、外の様子を見ることもできます。

硬貨が必要ですが、個人スペースの頭上にはロッカーもありました。貴重品を入れておくことができます。

コンセントはこの部屋の窓際に2口しかありませんでしたが、同じ部屋には、私たち以外にもう1人乗客がいただけなので(その人もコンセントを使わなかった)、ありがたく使わせていただきました。

スーツケース持参の場合は、ここが置き場所。客室には持って入れません。

サントリーウィスキーのCMキャラ(アンクルトリス)を生み出し、船好きとしても知られる漫画家の故・柳原良平氏が、橘丸の名誉船長を務めていたそうです。

出港後は、東京湾ナイトクルーズ!

銅鑼が響き、桟橋の人たちが手を振るのに応えながら、橘丸は竹芝桟橋を出港。

外の様子を見たくて、5階のデッキに行ってみました。

目の前に、東京の夜景がいっぱいに広がります。

東京湾やレインボーブリッジなど、

東京在住の人には見慣れた光景なのかもしれませんが、夜の美しさはまた格別です。娘も喜んでいました。

コンテナターミナルが続く大井ふ頭周辺も、

クレーンがライトアップされて、とても幻想的な雰囲気でした。

かつてない揺れを経験! 海上不良のため八丈島に行けない!

外も暗くなり、時刻も遅くなったので、2等室に戻って寝ることにしました(23:30消灯)。

私たちは毛布代をケチったので、かなり着込んで横になったのですが、乗客が少ない分予想以上に寒い。

おまけに、外洋に出るとかなり揺れ始めました。

寝ていると気が付かないのですが、夜中にトイレに行くため船室から歩いて移動すると、かなり揺れがきついなと感じます。下手にうろうろ歩くと船酔いしそう。

こんな時はさっさと寝るに限ると横になり、船の揺れにできるだけ同調しようと試みます。

遣唐使船に乗り込んだ人たちや大航海時代の船乗り、海軍の乗員たちもこんな揺れに耐えたのですね。

エンジン音や船室の何かがきしむ音もかなり大きくて、一度目が覚めるとなかなか眠れなくなりました。

かなり海の状態が荒れているなというのは、素人でもわかります。

4時半ころに照明が点灯して三宅島到着前のアナウンスがあり、港に近づくにつれて少し揺れが収まりました。

続いてこの次に寄港予定の御蔵島(みくらじま エコツーリズムやドルフィンスイムで注目の島)は、港内状況悪化を理由に欠航という連絡がありました(よくあることらしい)。

そして三宅島到着後まもなく、八丈島への欠航も発表されました。海上不良のため、三宅島から竹芝桟橋へ引き返すとのこと。

帰りの飛行機の欠航はあるかなと思っていたけれど、行きの船が欠航になることは全く考えていなかったので、頭が真っ白になりました。

せっかくの5連休なのに最悪のスタートです。帰りの便では、またひどい揺れに耐えねばなりません。竹芝に帰るまでにはまだまだ試練がありました。続きは次回をお楽しみに。

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