2023年2月10日(金)、全国有数の積雪量で知られる山形県肘折温泉の手彫り洞窟温泉松屋にチェックインした私たち。
温泉街散策もざっと終えて、いよいよお楽しみの温泉タイムです。
肘折温泉の歴史
肘折温泉は、2007年に開湯1,200年を迎えた古い温泉郷。
肘を折った老僧(地蔵菩薩の化身)が、上の湯に浸かったところたちまち傷が治り、それを旅の僧に話して人々に広めたなど、温泉の名の起こりについては諸説あるようです。
室町時代から江戸時代にかけては、出羽三山(月山)に参拝する人たちがここに集まり、にぎわったのだとか。
どの温泉旅館も源泉かけ流しということで、楽しみですね!
ナトリウム・塩化物・炭酸塩温泉で温まる! 風呂上がりのアイスキャンディーも!
私たちがまず入ったのは、松屋の内湯です。
男湯は「きびたきの湯」女湯は「やませみの湯」と名前がついていて、今回も女湯は私たちの貸し切りでした。
脱衣場も昨日の共同浴場に比べるとやや広く、ドライヤーもありました。
浴場は、かなり素朴な雰囲気ですが
ちゃんと洗い場にはシャワーもあり、シャンプーやボディソープなども備え付けられています。さすが温泉旅館!
お湯はやや濁っていますが、昨日の山形蔵王温泉とは異なり、硫黄の香りがありません。ナトリウム・塩化物・炭酸塩温泉で、切り傷、やけど、神経痛・筋肉痛や皮膚病のほか、いろいろの効能がありそうです。
ただ、とても熱い。私たちが温泉街散策をしたばかりで、体が冷え切っていたからかな? 熱いお湯に浸かって少し冷たいシャワーを浴びることを繰り返すと、とても体は温まりました。
ロビーの冷凍庫には、風呂上がりのアイスキャンディーのサービス!
色々な味があるようで、私はパイン味に当たりました!
探検気分が楽しい! 手彫り洞窟温泉
次はいよいよ、この旅館の最大の特徴である「手彫り洞窟温泉」に挑戦です。
この洞窟温泉は貸切専用で、30分550円。私たちは無料で入れるプランだったのですが、予約は必要でした。
ドアを開けると専用のスリッパ(滑るため)に履き替え
トンネルをどんどん進みます。結構距離がありますね。トンネルは40mほどあるそうです。
所々天井が低い個所もありました。明治時代、銅山で働いていた職人さんに頼んで彫ってもらったそうです。
懐中電灯もありますので(2人で行ったこともあって)、特に怖さは感じませんでした。
脱衣場です。
お風呂はこんな感じ。2人では狭くなかったけど、3人では少し狭いかな?
この「穴湯」も内湯と同じ色ですが、内湯よりは熱くなく、ゆっくり入ることができました。
子供のころから、岩風呂とか洞窟風呂とかが好きだったので(非日常感が満載!)、ここに来て本当に良かったと思いました。
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