朝の連続テレビ小説『らんまん』主人公のモデル・牧野富太郎ゆかりの地を、昨年6月26日(日)に訪ねました。
佐川町(さかわちょう)や
高知市にある広大な、高知県立牧野植物園を散策したのでかなりハードな1日。
お腹もすいたので(昼食は牧野ロールだけ)、夕食は高知の名物をがっつり食べたいなと思いました。
ひろめ市場へ! 謎の人物・深尾弘人蕃顕
高知に行くなら食べておきたいご当地グルメと言えば、なんといってもカツオのたたき。
そして「ご当地グルメを手軽に楽しむなら、ひろめ市場がおすすめ!」と、ネットや動画でも紹介されていたので、この日の夕方、ひろめ市場へ行ってみました。私たちの今夜の宿・スーパーホテル高知天然温泉からは歩いて10分少しです。
かつて土佐藩家老・深尾弘人蕃顕(ふかおひろめしげあき)の屋敷跡があった場所は、「弘人(ひろめ)屋敷」と呼ばれ、1998(平成10)年には「この土地を商店街活性化の核に」という地元の想いから、集合型の屋台村「ひろめ市場」としてオープンしたのだとか。
ところでこの深尾弘人ですが、ネットで検索しても詳しい業績がありません。「ひろめ市場」公式サイトでは「幕末の時代4代の藩主に仕え寛大で侍達の能力を活かすことに長けた名家老」と紹介されているのに、それを裏付ける資料がないとは不思議。幕末に吉田東洋らが結成した「新おこぜ組」の一員のようなのですが。
武市(たけち)半平太や坂本龍馬が所属していた「土佐勤皇党」とは対立する立場であり、テロや粛清を繰り返すことになりますが、深尾弘人はどのような活躍をしたのでしょうか。かなり謎です。
18時過ぎにはもう満員! 座席が見つからず
ところで私たちは、夕方18時前に来て写真など撮影し
18時少し過ぎに館内に入ったのですが、
とにかく熱気がすごい!
お客が多い! 日曜日の夕方だから多いのかな? 混雑を見越して早く来たつもりだったのに、まだまだ読みが浅かったようです。
捨てる神あれば拾う神あり 明神丸帯屋町店で、元祖塩たたきを頂く
座席がとても確保できそうになく、ひろめ市場を諦めて商店街をうろうろしていたら、
ひろめ市場のすぐ近くにある、明神丸帯屋町店を発見! ちょうど席も空いていたので、ここにしました。看板の写真にある通り、自分たちの漁船で釣れた鰹を使っているようです。
さらに、昔は全国的には鰹のたたきはポン酢で食べるのが主流でしたが、明神丸では当初より、鰹を藁焼きにし天日塩で食べる本場土佐流の食べ方にこだわり、第一号店のひろめ市場店で人気になったのだとか。
藁は火力が非常に強く、燃焼温度は約1000度! 上の写真は第一号店のひろめ市場店で撮影したものです。すごい迫力! そして強力な火力で焼き上げたカツオを、冷水で一気にしめたら、カツオのたたき完成です。
ここはやはり、塩で頂くべきでしょう。
あおさのりの天ぷらや
鯨の竜田揚げなど、高知らしいメニューもあり
サラダや
定食(1人分)も注文して(現在はメニューが変わっている?)、念願の高知グルメを満喫することができました。
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