沈下橋の上で、愛を誓う
2021年5月、清流で名高い、高知県の四万十川(しまんとがわ)を訪れました。
舟母浪漫(せんばろうまん)の帆掛け船で四万十川遊覧を終えた後は、タクシーで四万十川の沈下橋を巡ってもらいました。
沈下橋(ちんかばし)というのは、増水時に橋が流されないように欄干を作らず(水の抵抗を小さくする)、水中に沈むように設計された橋で、四万十川を象徴する景色の一つになっています。
最初に訪れたのは、佐田の沈下橋。沈下橋の中でも最下流で最長(全長291.6m)なのだそう。正式名は「今成橋」です。中村駅から最も近い沈下橋のため、最も観光客になじみ深い沈下橋だそうです。たびたび映画やテレビドラマのロケ地として使われているのも、この橋なのだとか。
地元の住人は車でこの橋を渡ることができますが(生活道路のため)、観光客は歩いて渡ります。
なんと新郎新婦もいて(記念写真の前撮り?)とてもいい雰囲気でした。お幸せに。
最下流の沈下橋でも、四万十川全体から見れば川の中流で、川底まできれいに見えます。
山々の新緑が美しい!
何かの漁具が仕掛けられていそうな雰囲気の場所も。
ウナギや手長エビを獲る漁師さんの船かな?
私たちはタイミングが合わず見ることができなかったのですが、この橋の下を屋形船がくぐるそうです。見たかったな。
普通車なら渡れる三里沈下橋
次に訪れたのが、四万十川を上流に進んだこの場所。
沈下橋がきれいに見えます。沈下橋は渡るのも面白いけれど、遠くから全景を見るのも風情がありますね。
この橋の名前は「三里橋(みさとばし)」。三里沈下橋や深木沈下橋という通称名もあるそうです。
車で渡ることができ、運転手さんが渡ってくれました。
私は免許を持っていませんが、絶対怖くて渡れないと思いました。私なら、脱輪して落ちてしまいそう(運転手さんはプロなので安心できます)。
車で渡るのも面白かったけれど、やはり歩いて渡る方が楽しい!
広めの河原があるので、カヌーがたくさん並んでいました。
よく見ると、テントを張っている人もいますね。
天気はいいし、適度に気温も上がって爽やかで、川遊びにはピッタリの天気。カヌーで遊べる人がうらやましい!
屋形船も見えます。
この近くにある、「屋形船四万十の碧(あお)」という業者さんの船のようですね。乗船場所から三里沈下橋の下をくぐり、佐田沈下橋の近くまで行って元の場所に戻ってくるコースで(約60分)大人2,000円。今度四万十川に行く機会があれば、乗ってみたいです。
屋形船には乗れなかったけれど、このような絶景を見ていると、私たちもまるでドラマの中にいるような気分になれました。こんな素晴らしい景色を見ることができてよかった!
沈下橋の旅はこの後も続きます。続きをどうかお楽しみに。
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