2023年4月21日(金)、この日の私たちの目的地は、立山黒部アルペンルートの中間点・室堂(むろどう)です。
雪山はやはり車窓左側がよく見える
滝見台を通過した私たちの立山高原バスは、ひたすら立山有料道路(愛称:美女平天空ロード)を走ります。
走るにつれて、だんだん雪が増えてきました。
立山高原バスは50分かけて、標高977mの美女平(びじょだいら)から、標高2,450mの室堂まで、標高差1,473mを登っていくので、
亜高山帯から、気が付けば一気に高山帯に来ていました。
立山駅は曇っていましたが、こちらは晴れています。
でも、立山の美しい眺めは、やはり左側の車窓がベストポジション!
人の頭越しだから、あまりいい写真は撮れませんでしたが、絶景は絶景です。
右側の車窓から撮影できたこちらの雪山には、スキーの跡(シュプール?)のようなものがありました。スキー場以外の場所を滑るバックカントリースキー(orスノボ)を楽しんでいる人たちがいるのかもしれません。
雪の大谷をバスで通過!
さらに進むと、雪の壁が見えてきました。
さらに進むと、よく写真で見る景色!
雪の大谷が近づいてきました。
「大谷」というのは地名で、室堂の南にある国見岳から伸びる稜線の風下にあたり、吹き溜まりとなっているため、特に積雪が多いのだとか。
「雪の大谷ウォーク」ゾーンに入ってきました。この時は割と前の座席だったのですが、バスから写真を撮るのはなかなか難しいなと思いました。でも、美女平から室堂へと上っていくバスの方が、見ごたえのある光景なのだとか。いつか美女平へと降るバスに乗って、車窓の景色を見比べることができるかな。
標高2,450mの室堂ターミナルへ到着
雪の大谷を過ぎると、室堂ターミナルです。
ターミナルの中も外も国内外の観光客で、とにかくすごい人! この日は金曜日なのにこの様子では、土日祝日が思いやられます。
ターミナルの屋上には、展望台もありました。「雪の大谷ウォーク」へ行く人たちがよく見えます。
ターミナル周辺はしっかり除雪され、
広場には、春のアルペンルート営業再開(全線開通)の時に大活躍する、
専用除雪車の展示もありました。これらがないと、「雪の大谷」も作れません。「雪の大谷」は、GPSで吹き溜まりに埋まっている道の位置を確認し、除雪用ブルドーザーで掘り進み、通常の倍の能力を持つ専用ロータリー除雪車(上の写真)で道を切り開くようです。かっこいい!
雪の大谷へ行く道を歩いていると、向こうの雪山に人の姿が!
どうやらバックカントリーでスキーを楽しんでいる様子。室堂にはいろいろな楽しみ方があるのだなと思いました。
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