廃線跡を再生したやまびこ遊歩道ハイキング(前編 宇奈月駅~宇奈月ダム) トロッコから見た景色を歩いて見に行こう!  

スポンサーリンク



2023年4月20日(木)、黒部峡谷鉄道のトロッコ列車が営業運転開始! 偶然この日にトロッコ列車に乗ることができました。

黒部峡谷トロッコ列車に乗ってみた3  終着点笹平駅 機関車の付け替え作業を目撃! 帰路も楽しい車窓や車内アナウンス

2023年5月9日

黒部峡谷トロッコ列車に乗ってみた2  うなづき湖から後曳橋へ  猿専用の吊り橋や、仏石、深い深いV字谷に出会う旅 

2023年5月8日

黒部峡谷トロッコ列車に乗ってみた1  宇奈月駅から柳橋駅まで  橋やダムの眺めが美しい! 古城のような発電所も 

2023年5月7日

黒部峡谷トロッコ列車はただの観光列車ではなかった! 気になる駅の名前の由来も 妖怪転じてマスコットとなる 

2023年5月6日

廃線跡が遊歩道に! やまびこ遊歩道は橋ありトンネルありの面白さ

トロッコ列車を堪能した後は、トロッコから見た景色を、自分の足で歩いて見に行くことにしました。

宇奈月駅の横に、ハイキングコースの入口があります。

トロッコ列車のミニチュアがかわいい!

少し進むと、遊歩道の大きな地図がありました。

今回は、宇奈月ダム第1展望広場までの「やまびこ遊歩道」を歩きます。徒歩で大体30分前後みたい(全長1.1km)。

黒部川の清流や、新緑に映える2つの橋が見えます。左手に見えるオレンジの橋は、黒部川の支流・弥太蔵谷川(やたぞうだにがわ)に架かる弥太蔵橋。

私たちは黒部川に架かる山彦橋を渡ります。この橋は1988(昭和63)年までトロッコ列車が通っていたのですが、宇奈月ダムの建設によって線路が付け替えられ、私たちはその「廃線跡」を歩いているのです。廃線跡歩きなんて、普段なかなかできない、貴重な体験ですね。

タイミングが良ければ、トロッコ列車が新山彦橋を通るのを見ることができるのですが、今回はタイミングが合いませんでした。列車の写真を撮りたい場合は、時刻表を調べておくのがいいですね。

トロッコ列車の音が、温泉郷にやまびことなって響くことから「山彦橋」と名付けられたのだとか。

しばらく歩くと、今度は冬期歩道。

冬期メンテナンスのために造られたトンネルで、トロッコ列車に乗っているときにも

笹平駅(上の写真)などで見かけました。笹平駅ではは入らなかったのですが(入れたのかな?)こんな感じだったのですね。

長いトンネルには所々に灯り取り用の窓があり、新山彦橋を間近で見ることができました。額縁から見てるようです!

近くには、トロッコ列車の現在のトンネルもあります。

恐ろしげな看板に顔が引きつりますが、幸いにも今回、蛇とは遭遇しませんでした。

トロッコ列車よりも近くで見ることができた宇奈月ダム

トンネルを抜けると、宇奈月ダム展望台です。

なかなか面白い写真も撮れました。

残雪を遺す立山連峰と、宇奈月ダム。大自然も美しいけれど、ダムも土木技術のすごい結晶です。このダムは「重力式コンクリートダム」。ダムとしては最も頑丈な型式で、地震や洪水にも強いそうです。

なんとなく、エジプトのアブシンベル大神殿を思い出してしまいました。こんなすごい建造物を造るなんて、ちょっと感動。

ダムについて説明してくれている看板もあって良かったです。

桜とトロッコ列車のコラボレーションはある?

さらに進んでいくと、トロッコ列車と遭遇!

この木は桜で、ほとんど散ってはいるものの、まだ少しは花が残っていました。

満開の桜の下を走るトロッコ列車もきっと素敵でしょうね。いつもは営業再開の頃、どんな開花状況なのかな。

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です