函館観光時々食べ歩き3 ベイエリアから八幡坂経由元町公園へ 新島襄や「函館四天王」と会えた

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2023年5月6日(土)、津軽海峡フェリーで函館に上陸した私たち。函館では観光だけでなく、長女の希望で函館グルメを食べ歩くことになりました。

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ベイエリアで見つけたラッキーピエロと新島襄

金森赤レンガ倉庫群「金森洋物館」内にある、「函館洋菓子スナッフルス」のキャッチケーキバーで、ミニサイズの美味しいコーヒーとケーキを頂いた後は

再びベイエリアを歩きます。金森倉庫が所有していた赤レンガの建物がいっぱい!

ラッキーピエロがここにもありました。

ラッキーピエロマリーナ末広店です。海の眺めが良さそうな場所ですね。

更に歩くと不思議な像が。もしかしてと近寄ってみると、

やはり、函館(当時は「箱館」)から密出国した新島襄の像でした。

碇泊中のアメリカ船ベルリン号の船長セーヴォリーの好意により、国禁を犯して箱館港を脱出した時のイメージだそうです。

ちなみに彼が出国した場所はここではなく、もう少し北西の方みたい(「新島襄 海外渡航の地碑」)。近くには「新島橋」もあるそうで、いつか行ってみたいです。

初めて上った八幡坂

新島襄のブロンズ像から山側へと続く道を

今回初めて歩いたのですが

ここは函館を代表するビュースポット「八幡坂(はちまんざか)」だったのです。石畳や階段が美しい! 昔はこの坂の上に八幡宮があったことから、この名がついたそうです(現在は火災のため別の場所に移転)。

どこまでも続くまっすぐな上り坂。雪の時降りるのが怖そうですが、手すり付きの階段があるのが親切ですね。

上っていくと、修道院があったり

ロシア総領事館があったりと、とてもエキゾチックな雰囲気です。

坂を上りきったところにある北海道函館西高校は、

歌手の北島三郎さんや作家の辻仁成さんらの母校だそう。大正天皇が皇太子時代に授業参観した記念など、歴史的な石碑が色々と建っていました。

石垣に咲いていた花も可憐でかわいい!

そして坂の頂上から見た景色がこれ! 天気が良かったら、もっといい景色だったのに。この景色を見たくて、多くの観光客(外国人含む)が坂を上り、写真を撮っていました。

元町公園で見た「函館四天王」の像

八幡坂を上って西へ行くと、

観光名所の旧函館区公会堂(今回は中には入りませんでした)や

元町公園があります。

元町公園からでも、港の美しい景色は眺められますが(天気が良ければなぁ)

気になったのがこの方々。「函館四天王」と呼ばれ、函館繁栄のため経済界で活躍するのはもちろん、私財を投じて学校や病院など社会福祉施設の充実にも努めたのだとか。向かって右から二番目の人が、金森倉庫の創業者・初代渡邉熊四郎。

幕末から発展した函館には、江戸時代までの遺産も束縛もなく、「市民」としての精神を自主的に養って街づくりを行った人々の力で大都市になっていったのですね。この「四天王像」には、函館の人々の誇りがこめられているようでした。

公園内にはほかにも、青い外壁が素敵な旧北海道庁函館支庁庁舎(現在はレストランJolly Jellyfish 元町公園店として使用)や

明治の赤レンガがまだ残っている旧開拓使函館支庁書籍庫などがあり、函館の歴史が凝縮されているような一画でした。

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