道の駅輪島(ふらっと訪夢)に感じたロマン
2023年10月28日(土)、奥能登旅行3日目(最終日)。この日は輪島市から穴水町(あなみずまち)へ移動です。
バス移動のため、まず徒歩で「道の駅輪島」へ向かいました。愛称は愛称「ふらっと訪夢(ほーむ)」。
廃線となったのと鉄道七尾線の輪島駅跡を、道の駅として活用している施設です。旅行の初日、金沢から特急バスで訪れた「道の駅すずなり」も、のと鉄道能登線の旧珠洲(すず)駅でした。
「道の駅すずなり」同様、当時の駅や線路、踏切などが残されています。
のと鉄道は、奥能登の人々の心に今も生き続けているようです。駅舎の「プラットホーム」とかけて、「ふらっと訪夢(ふらっとほーむ)」という愛称なんですね。
「メモリアルホーム」。在りし日の輪島駅と言いたいところですが、輪島駅が終着駅ではなく、シベリア(多分ウラジオストクあたり)への通過点になっているところが面白い! 昔、ウラジオストクと船で結ばれていた敦賀港を思い出しました。
私たちは8:40発穴水駅前行の北鉄奥能登バス(運賃は1人760円)に乗る必要があったので、訪れた時にはまだ土産物屋は空いておらず、じっくり周囲を見る時間もなかったのですが
輪島市出身の漫画家・永井豪さんにちなんだ展示や
北陸新幹線延伸を待つパネルなどを見ることができました。
道の駅あなみず 人気力士遠藤の紹介コーナー
北鉄奥能登バスで9:14に到着した「道の駅あなみず」は、のと鉄道の終着駅「穴水駅」と一体になった駅舎併設型の道の駅。
到着した時には売店が開いていたので入ってみたのですが、入り口で先ず出迎えてくれたのが
穴水町中居出身の大相撲力士・遠藤関のパネル!(多分等身大) よく見ると、化粧まわしに描かれているのは、穴水町の観光名所・ボラ待ちやぐらでした。
人気力士でファンも多いから、こういうコーナーも作られるのかな。
後で知ったのですが、向かいの建物「さわやか交流館プルート」も道の駅の一部で、遠藤関の紹介コーナーもあります。ファンなら行ってみたいですね。
のと鉄道穴水駅
「道の駅あなみず」に併設されている、第三セクターのと鉄道の穴水駅。掲げられていたのは、輪島市門前長にある大寺院・総持寺祖院の第17代住持の筆になる「敬天愛人」です。
普通列車には、阪急交通社トラピックスの団体ツアーが乗り込むようで
「阪急交通社はおかげさまで75周年」というヘッドマークが! 記念ツアーなのかな?
普通列車の奥には、観光列車「のと里山里海号」!
アテンダントによる沿線説明や、珍しい鉄道郵便車の見学(能登中島駅)、そして土日には食事付きのプランがあるなど楽しそう! いつか乗ってみたいです。
ここにも漫画家・永井豪さんのキャラクターやキリコの展示。
いまはなき急行「のと恋路号」にちなむ展示。
成城学校鉄道研究部が制作したジオラマも展示されていて、なかなか面白かったです。
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