設備の古さと不便さには目をつぶろう
2023年11月3日(金)、青森市から奥入瀬(おいらせ)にバス移動し、レンタサイクルで奥入瀬渓流を散策した私たちは、
JRバス「みずうみ号」の終着点・十和田湖の休屋(やすみや)エリアにある十和田湖ホステルで1泊しました。
紅葉の時期の十和田湖で空室があったのはここだけで、やむなく夫が予約した宿ですが、事前に低評価のコメントもあり、戦々恐々としてチェックインしました。1人2,000円というリーズナブルな価格だけあって、バックパッカーの外国人観光客もいっぱい!
確かに建物は古くて、部屋にファンヒーターはあったけれど灯油切れになってしまい、鍵もかからないなど困った点もありましたが、値段を考えれば仕方がない。コンセントが4つもあったのが予想外に嬉しかったです。
夏場は虫が多いそうですが、この季節は虫に悩まされなかったのでラッキーでした。
フリースナックコーナーに感謝!
夫から、1泊2,000円で朝食が付くと聞かされていたのですが、その朝食とは、フリースナックコーナーにあるものを自由に利用してよいというものでした。実は朝だけでなく、24時間、いつでも無料です。
こんなシステム、日本の宿では初めて体験したかもしれません。
冷蔵庫には、食パンや低脂肪牛乳がぎっしり!
自分でトーストして、バターやジャムを塗ります。
お皿やナイフ、スプーンなどの食器や
インスタントコーヒーやお湯、飲料水もあり、助かります。
長女が買ってきてくれたりんごの皮をむいたり切ったりするときに、台所で包丁やまな板も使いました。
昭和の山小屋、もしくはユースホステル感で楽しめる
私たちの部屋(1階102号室)は、ファンヒーターの灯油が早々になくなって朝方は寒くなり、またWiFiもつながりにくかったのですが、
広いロビーはファンヒーターが2つあって暖かく、WiFiもよくつながって、とても快適。
ここで朝食をとっている外国人客もたくさんいました。私たちもここで食べたらよかったかな。外国人グループと、昨日お世話になった日本人の常連客らしき男性が談笑していたりなど、アットホームな雰囲気。
このロビーの雰囲気は、合宿でお世話になった民宿や、富士山の山小屋とよく似ています。うわさでしか聞いたことがないけれど、ユースホステルもこんな感じなのかな。
廊下のあちこちに貼られている、手作り感満載の観光案内も、いい味を出していました。公式HPによると、オーナーと手伝いの女性は共にご高齢で、宿の維持管理などもなかなか大変そう。今は冬季休業中ですが、いつまで営業できるかわからないと書かれています。とてもユニークな宿だったので、公式HPで事前情報を確認し、納得の上で泊まってみるのもいいと思いました。
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