とさでん交通路線バスで桂浜へ
2023年12月29日(金)、昨年のNHK朝の連続テレビ小説『らんまん』で、オープニングシーンのロケ地となった伊尾木洞観光を終え、高知市に移動した私たちは
高知市屈指の観光名所である桂浜へ向かいました。
桂浜へは、南はりまや橋(もしくは高知駅バスターミナル)から、とさでん交通路線バス「桂浜」行きに乗りましょう(南はりまや橋からは30分ほど)。「長浜」行きとは違うので、気を付けてくださいね。
様変わりした桂浜にびっくり!
バスの終点「桂浜」で降りてびっくり! 昔来た時と全く違ってる!
とてもおしゃれな店が、駐車場から海岸までの間にきれいに並んでいました。
絶対新しい店のはず、と思って調べてみたら、今年(2023年)の春に全面オープンした「海のテラス」という商業施設エリアでした。約40年ぶりのリニューアルだそうです。
昔はもっと、昭和っぽい土産物屋や古い建物などがあったような気がしたのですが、その面影はみじんもなく
イベント用の広場や
桂浜の歴史や高知の伝統文化を学べる桂浜ミュージアムもあり、
以前よりもっともっと多くの観光客が、ここでお金を落としそう。
高知屈指の観光地・桂浜は、今までは坂本龍馬像や海岸を見て観光を終え、高知市中心部に戻るという観光パターンでしたが(10年以上前、母と訪れた私もそうでした)、こんなにおしゃれな店が並んでいるなら、ついつい財布のひもも緩みそうですね。
坂本龍馬の銅像は、なぜ桂浜にある?
桂浜ではまず最初に、坂本龍馬の銅像を見物。1928(昭和3)年に、土佐有志の青年たちが募金活動を行って建立したものです。
久々に見た龍馬の銅像は、相変わらず大きい! 高知を代表する光景ですね。
ところでなぜ桂浜に龍馬像なのか、高知を初めて訪れた長女から質問されました。私もよくわからず、調べてみると、土佐藩を脱藩した坂本龍馬が故郷に戻ってきた時に訪れたのが、月の名所の桂浜と言われているためです。龍馬が桂浜を訪れたという確実な史料はありませんが、向かいの岸の種崎にはよく訪れていたので、桂浜にもよく来ていたと考えられているという理由で建てられたようでした。
白砂青松の桂浜
龍馬像付近からも、美しい海岸が見えましたが
実際に海岸に近づいてみると
岩礁や黒い小石だらけの室戸岬とは全く違う、
白い砂浜の海岸が広がります。やっぱり白い砂浜はいいな!
松もあって、まさに白砂青松!
南側にはとても形の良い松がある岬(龍王岬)があったので、そちらに行ってみることにしました。
海津見神社(龍王宮)
岬に近づくと太鼓橋があり
階段がありました。登っていくと、
小さな神社が! 海の神を祀る海津見(わたつみ)神社(龍王宮)で、
海上安全や漁業に関するご利益の他、商売繁盛や良縁成就という私たちにも関係のあるご利益があるので、皆で参拝。
展望台もいくつかあって
岬の一番高い場所にある展望台からは、浦戸方面の海岸や
先ほど参拝した海津見神社がとても美しく見える絶景ポイントも! 階段の上り下りは大変だったけれど、行ってよかったと思いました。
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