いの町観光タクシーで行く冬の仁淀川3  「にこ淵」で見た、憧れの仁淀ブルー

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仁淀ブルーの聖地「にこ淵」へ!

2023年12月30日(土)。高知旅行最終日は仁淀川に行くことに決め、偶然見つけたいの町観光タクシープラン明神ハイヤーを予約した私たち。

いの町観光タクシーで行く冬の仁淀川1  冬でも仁淀ブルーは見られる?

2024年1月17日

おもてなしタクシー」の資格をお持ちの寺澤運転手さんと「サクッとにこ淵プラン」(3時間コースで16,800円)に出発し、最初に名越屋沈下橋(なごやちんかばし)や、細田守監督のアニメ映画『龍とそばかすの姫』の主人公が、普段使っている県交北部交通バス停「西の谷第二」を訪れました。

いの町観光タクシーで行く冬の仁淀川2  『龍とそばかすの姫』ロケ地と名越屋沈下橋

2024年1月18日

いよいよ次の目的地は、仁淀ブルーの聖地とよばれる「にこ淵」です。

道は途中から、仁淀川本流ではなく、支流の上八川川(かみやかわがわ)に沿って走ります。

この辺りも、川の水がとても美しい!

ファミリーマートいの町吾北(ごほく)店を過ぎると、もう、この上流域にコンビニはないそうです。

途中にある「道の駅633美(むささび)の里」でトイレ休憩の後(「にこ淵」には駐車場近くに公衆トイレがあるだけなので、ここで済ませておく方がいいです)

車は四国山地を見ながら、上八川川のさらに支流・枝川川(えだがわがわ)に沿ってどんどん上流へ進み、

「にこ淵」の入口に到着しました。

昔よりも楽になったらしい「にこ淵」への道

「にこ淵」へは、この階段を下りていきます。

車道からも、それらしき青緑色が、木々の間から見えているし

「にこ淵」の上流の滝も見えました(寺澤さんに教えてもらうまで、全く誰も気が付かず)。

淵へ下りていく道は、最初は普通の坂道ですが

途中からとても急な階段に! 昔はもっと足場が悪く、鎖やロープを伝って急坂を下りていく個所もあったそう。昨日、安芸市の伊尾木洞に行った時も、滝まで行くのが大変だったけれど

神秘の洞窟・伊尾木洞  住宅街の中に突如現れる洞窟は異世界への入口

2024年1月11日

「にこ淵」は、もっと大変だったのですね。

階段の一番下には岩場もあり

狭い「にこ淵」を移動しようと思うと、岩場を上り下りする必要もありました。トレッキングシューズを履いていて本当に良かった!というか、室戸岬も岩場だったし、この二泊三日旅行は毎日がアドベンチャーだったような気がします。

神秘的な仁淀ブルーが目の前に!

私たちが「にこ淵」に到着したのは11時過ぎ。

案内板によると、この淵は神聖な場所らしいです。水神の化身とされる大蛇が棲むところなのだとか。

階段を下りていく途中からも、淵が見えていましたが

一番下まで降りてみると、ちょうど太陽が淵を照らしたためか、とても美しい青になっていました。

水底をよく見ると、色々な青があるのです。

セルリアンブルー? ターコイズブルー? でも太陽が少し陰ると

このような色になります。これはアクアマリンかな? 色に関する知識があまりないのが悔やまれます。

今回訪れたのは、12月30日という年末だったので、寺澤さんによると観光客は少なめだったようですが、狭い淵周辺は安定した足場が少なくて、写真撮影するのに少し苦労したりもしました。もし夏休みやGW、紅葉の時期というハイシーズンならもっと人が多くて、足場の悪い淵の周辺は大変な混雑になっているのかな。

ともあれ冬でも11時過ぎの、「にこ淵」が太陽の光に照らされる時間帯に訪れれば、美しい青い色が見られることがわかりました。でも「仁淀ブルー観光協議会」公式サイトの「にこ淵」の写真の青とも、少し違うような気もします。

「にこ淵」の青は、日々刻々とその色を変えていくのでしょう。仁淀ブルーはこの色だ!という色は、実はないのかもしれません。私たちが実際に見て感動した仁淀川の水の色が、それぞれの「仁淀ブルー」ではないかなと思いました。

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