チェンマイ旧市街の素敵なカフェ  アカ・アマ・プラシン(アカ・アマ・コーヒー2号店)

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ワット・プラ・シンの近くにある素敵なカフェ

2024年5月2日(木)、チェンマイ空港に到着した私たちは、旧市街地中心部にあるLittle Bear’s Homeというホテルにチェックインし、まず「チェンマイで最も格式が高い寺院」とガイドブック(『地球の歩き方』)に載っていたワット・プラ・シンを観光。

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タイ(というか東南アジア)をこの時期訪れたのは初めてで、1年で一番暑い「暑季」の、しかも一番暑い昼下がりに外を歩いたので、すぐに消耗してしまいました。昨日の大阪は雨で肌寒かったのに、気温差がすごすぎる!

ワット・プラ・シンの近くに、素敵なカフェがあるのでそこで休憩しようと長女が提案してくれました。

そのカフェがアカ・アマ・プラシン。

ワット・プラ・シンからまっすぐ東へ伸びる道を歩いて1分で到着です。

とてもおしゃれな店内にびっくり

この店は、「アカ・アマ・コーヒー」というカフェの2号店でした。

「アカ(AKHA)」は、中国南部~東南アジアの山岳部に暮らす少数民族アカ族のこと。「アマ(AMA)」は現地の言葉で「お母さん」という意味。アカ族の村で、持続可能な農法で作られているコーヒーをフェアトレードで提供するカフェです。

ミャンマーから紛争を避けてタイ北部に避難してきたアカ族は、当初はとても貧しくて、ケシ栽培を行う人々も多かったそうです。「黄金の三角地帯」と呼ばれる、タイ・ミャンマー・ラオスの国境が接する山岳地帯は、麻薬(アヘン)産地として有名ですね。

しかしこの店のオーナーがコーヒーについて学び、チェンマイでカフェを開業。母親が栽培していた無農薬のコーヒー豆を店で提供すると、その美味しさが評判を呼び、村の人々もコーヒー栽培で豊かになっていったのだとか。タイ政府も茶やコーヒーなど換金作物の栽培を奨励し、麻薬取り締まりを強化したこともあって、現在タイ国内では麻薬生産はほぼ消滅したと言われています。

そんなストーリーも素敵なのですが、店内も本当に素敵でした。

2階席には、大きな吹き抜けから階下を見下ろすことができるテーブルもあって、涼しくてゆっくり落ち着けました。

ワット・プラ・シンの境内とは全く別の世界。タイの古都チェンマイ旧市街にいるということを、思わず忘れそうになりました。

ちなみに「アカ・アマ・コーヒー」本店は、チェンマイ新市街(旧市街を取り囲むお堀や城壁の外)にあります。時間や交通手段(車だと私たちのホテルから10分ほど)があれば、行ってみたかったな。

ライムとコーヒーの不思議なコラボ

おしゃれな店内で、長女が飲み物を選んでくれました。

注文したのは、右からコーヒー(70バーツ=約280円)、ライムソーダ(80バーツ=約320円)、そしてライムコーヒー(120バーツ=約480円)。日本のカフェや喫茶店の相場を考えてみると、タイの物価、特に食料品に関しては、まだまだ安いと思った方がいいでしょう。

一番左のライムコーヒーなるものを、私たちは飲んだことがなかったので、今回貴重な体験ができました。酸味のある爽やかな味や香りと、コーヒーの苦みがコラボして、とても不思議な味。また挑戦してみたいです。

アカ・アマ・コーヒーが東京・神楽坂に進出していた!

ところで東京在住の長女から、「アカ・アマ・コーヒーの店は東京にもある」と教えてもらいました。

Akha Ama Japan(アカ・アマ・コーヒー ロースターズ トウキョウ)という、かなりの人気店だそうです。

地下鉄神楽坂の駅からも近そうです。コーヒーもとても美味しかったので、今度近くに行く機会があったら、ぜひ行きたいと思いました。

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