台風の時だけでなく、晴天の潮岬をもっとPRしてほしい
2024年7月4日(木)、熊野速玉大社の摂社・神倉神社の参拝を終えた私たちは新宮駅から串本駅へ移動し、タクシーで最後の目的地・潮岬へ向かいました。
潮岬観光タワーの前でタクシーから降りた私たちは、
串本町コミュニティバスが来るまで、約20分間、潮岬観光です。
まずは、本州最南端の碑へ。
日本地図のモニュメントもありました。
この辺りから見る景色が、とても美しいのです。潮岬と言えば、台風接近の時にTVで暴風雨の映像を見ることが多くて、晴れた日の潮岬は「ローカル路線バス乗り継ぎの旅第21回」で見ただけかも。晴れた日の潮岬がこんなに美しいなんて、知りませんでした。もっとTVなどで、この美しさを取り上げてほしい。
さすが本州最南端(正確にいうと、本州最南端は潮岬に含まれているクレ岬 写真の岩礁)の地にふさわしく、雄大な景色。
潮岬は元々島だったのが、串本町を流れる鬮野川(くじのがわ)河口から流出する砂礫によって砂州が形成され、江ノ島やモンサンミッシェル(フランス)のように、陸続きになったのだとか。吉野熊野国立公園及び、南紀熊野ジオパークの一角をなしているそうです。
「望楼の芝」と日本人潜水夫の顕彰碑
岬周辺には広々とした芝生が広がり、「望楼の芝」と呼ばれています。
明治初めの頃から太平洋戦争勃発まで、この辺りの漁民は、オーストラリア北方近海アラフラ海へ、真珠貝採取の出稼ぎに行っていました。その顕彰碑です。
この日本人潜水夫たちの物語は、司馬遼太郎が『木曜島の夜会』で描いているのだとか。司馬さん最後の短編小説らしいです。いつか読んでみたい。
串本町コミュニティーバスで串本駅へ
やがて串本駅行のバスが来ました。
潮岬は夕日の名所でもあるのですが、このバスに乗り遅れると、次のバス(最終バス)は約2時間後。
夕日は諦めて、駅へ向かいます。
バスの車窓からも、美しい海辺の景色が見え、
今回行く機会のなかった紀伊大島に架かる、くしもと大橋も見えました。
橋杭岩や海中公園、そしてトルコとの友好を示す記念館
(駅構内にも関連表示が多数あり)
最近では、日本初の民間ロケット射場(スペースポート紀伊)としても注目されている串本町。
潮岬だけしか今回は観光できませんでしたが、これで帰るには余りにももったいない! いつかまた、特急「くろしお」に乗って、今度はゆっくりと他の観光名所も訪れてみたいなと思いました。
和歌山出身のバイク乗りの私ですが、
関西には、大阪、兵庫、京都、奈良といつくもの歴史的建造物や阪神タイガースにオリックスブルーウェーブ、お城に遊園地にショッピングにと、勢ぞろいした所ですが、
御坊市の火力発電所から南の南紀地方は、それまでの関西地方の世界観、空気、星の数、月の見え方がガラッと変わって新たな世界観に感動します!無料で見れる景勝地がゴロゴロありますんで、ぜひ、時給に余裕を持って回られるのを めちゃくちゃおすすめします!ホンマに空気が、魚がおいしく、夜には、月を眺めて見て下さい。必ず、心満たされますんでおすすめします!2025年には高速道路が串本、那智の滝までに繋がる予定ですんで、ぜひ羽伸ばしに来て下さい。必ず、行って良かった!って思えます!♪\(^o^)/
無事故で!
m(_ _)m
コメントありがとうございます。車を持っていない私たちは、どうしても公共交通機関で行くしかありませんが、和歌山の雄大な自然はとても印象に残りました。いつか1泊して(月や星が見たいです)絶景や美味を訪ねてみたいです。貴重な情報、ありがとうございました。