石川県小松市團十郎芸術劇場うらら
2024年9月29日(日)。初めて小松市を訪れて、安宅関(あたかのせき)跡と、日本海に沈む美しい夕日を見た私たち。
夕日を堪能した後は、徒歩で小松駅まで戻ります。夜なので、少々時間がかかっても、わかりやすい大きな道を選びました(薄い水色のルート)。
小松駅に近づくと、少し変わった建物が見えてきました。
これは一体、何だろう? と思って調べてみると、「石川県小松市團十郎芸術劇場うらら」という施設だとわかりました。安宅関跡に行くときに通った道より北側にあったので、今まで気が付かなかったのですね。
20年前(2004)年に建てられた劇場で、こけら落とし(新築の劇場で行われる初公演)は、松竹大歌舞伎公演。もちろん『勧進帳』も上演されたそう。「うらら」というのは、加賀地方=石川県能美(のみ)市以南で「私たち」という意味で使われている方言だそうです。関西だと「うちら」ですね。
昨年(2023年)、13代目市川團十郎(旧名新之助→海老蔵)の襲名披露巡業公演初日(小松から巡業スタート)に、劇場の名称を「石川県こまつ芸術劇場うらら」から「石川県小松市團十郎芸術劇場うらら」に変更し、歌舞伎の芸名を施設名とする日本国内唯一の劇場となりました。
お旅まつりでの曳山子供歌舞伎や、日本こども歌舞伎まつりなど、歌舞伎が今も盛んな小松市ならではの劇場ですね。
この劇場近くの小松駅西口には、「武蔵坊弁慶と富樫泰家の像」もあり、
「歌舞伎のまち 小松」を印象付けていました。
ずっと気になっていた8番らーめん初体験
小松での夕食は、8番らーめんにしました。8番らーめんを初めて見たのは、今年の4月金沢駅のゴーゴーカレーの向かいにあった店(金沢駅店)ですが、GWでタイに行ったとき、たくさんの8番らーめんの店を見たのが印象的で、一度行ってみたいと思っていたのです。
小松駅東口から、徒歩で10分ほどにある「8番らーめん小松店」が、一番近い店なので行ってみました。
大きな道沿いにある店で
ラーメン店というよりファミレスという雰囲気の、広くて明るい店内にびっくり!
配膳ロボットが働く姿は、あまりラーメン店では見られない光景かも。
私の好きなとんこつラーメンは、残念ながらメニューになかったのですが、塩ラーメンや
醤油ラーメン
味噌ラーメンのセットを注文。シャキシャキのキャベツがたっぷり入っており、「8」と書かれたかまぼこが載っているのも面白いですね。3人で分け合って食べました。「石川県民のソウルフード」とも言われている8番らーめんを食べられて、思い残すこともなし。
ライトアップされたコマツの巨大重機を見ながら、帰りの新幹線へ。何も予備知識なしで訪れた能美市と小松市でしたが、予期せぬ出会いなどもあって、いい旅になりました。
ハチバン。最近食べてません。食べたいけど。野菜豚骨ラーメンというのがメニューになかったのかな?無くなったのかな?なんか久々に食べたくなりました。
こんにちは。豚骨ラーメンは、3年ほど前に販売を終了したようです。北陸では豚骨は、売れ行きが良くないのでしょうか。でも代わりに食べた塩ラーメンは美味しかったです。