腰越と言えば
2024年11月4日(月)、鎌倉を初めて訪れる義弟をご案内しました。鎌倉のシンボル・鶴岡八幡宮の参拝を済ませ、段葛を歩いたり豊島(としま)屋で鳩サブレーを購入した後、「鎌倉 無心庵」というカフェで休憩した私たちは、鎌倉のもう一つの名所・鎌倉大仏と長谷寺を参拝。
その後、坂ノ下の海を見て、江ノ電(江ノ島電鉄)で腰越(こしごえ)に移動しました。
腰越と言えば、鎌倉市の最南西部に位置する地区で、兄の源頼朝に疎まれて面会を拒否された源義経が、大江広元にとりなしを依頼したとされる手紙「腰越状」が書かれた場所として知られています(書状が書かれたのは、腰越の満福寺)。
でもそれだけではなく、「腰越漁港」で水揚げされるしらすやマアジなどが有名で、しらす丼を提供している店も多いのだとか。
初めて鎌倉を訪れる義弟と昼食を食べるのなら、鎌倉らしいものがいい。それならやはり、しらす料理が味わえる店がいいということで、腰越に来たのです。
しらすや腰越漁港店で、初めてのしらす料理
江ノ電の腰越駅で下車し、海の方へ歩いてみると
確かにしらす料理の店が点在していました。
その中で、私たちが今回選んだのは、「しらすや腰越漁港店」。腰越駅からは、徒歩5分ほどでした。
駐車場が広々としている、日当たりのいいお店。
待ち時間の間に、メニューを見て注文する料理を決め、スタッフに伝えておくシステムで、私と夫はせっかく来たのだからとしらすづくし定食(2,100円)、
義弟と長女は、おすすめ丼の「かまあげしらすと しらすのかき揚げ丼(生卵付き)」(1,200円)を注文。
13:35頃から並んで、20分ほど待って、入店することができました。まず、しらすづくし定食の「日替一品」やお漬物が運ばれ
しらす丼も到着! 確かに、かまあげしらす、しらすのかき揚げ、生卵が入っていて、コスパ的にもとてもよさそう。
しらすづくし定食です。
夫が一番食べたかった、生しらす。透明で美しい! 海の近くでしか食べられない珍味を、生姜醤油で頂きました。
珍味と言えば、この「たたみいわし」(しらすの加工品)も、滅多に食べないです。司馬遼太郎作『燃えよ剣』で、土方歳三の恋人になるお雪さんの好物。これもなかなかおいしい! 日本酒に合いそう。
かまあげしらすや、ちりめん佃煮、しらすかき揚げも付いていて、カルシウム分の補給にぴったり!
デザートには、この時期らしい柿も提供されました。
テーブルには、巻貝がデザインされたつまようじ入れがあったりして、とてもお洒落。
ネット情報によると、しらす以外の魚も美味しいとのこと。今回はしらす料理しか注文できなかったけれど、またいつか、他の魚料理も食べてみたいです。
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