2024年紅葉狩りバスツアーを振り返る2  読売旅行で行く丹生都比売神社

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花手水も美しい丹生都比売神社

2024年11月11日(月)、読売旅行

世界遺産登録20周年記念 高野山奥之院めぐりと丹生都比売神社 日帰り(1人9,730円)

に参加し、道の駅くしがきの里(和歌山県かつらぎ町)で最初の休憩をとった私たちは、

2024年紅葉狩りバスツアーを振り返る1  読売旅行で行く道の駅くしがきの里

2024年12月14日

次の目的地・丹生都比売(にうつひめ)神社(和歌山県かつらぎ町)へ。

このツアーに参加する動機にもなった、丹生都比売(にうつひめ)神社(和歌山県かつらぎ町)には、11:05に到着。

丹生都比売神社は、高野山を弘法大師空海へ授け、高野山の総鎮守、真言密教の守護神となった女神・丹生都比売大神を祀ります。

紀伊国一宮の一つとされ(紀伊国は、一宮が三社ある)、外鳥居は、神仏習合の性格を色濃く残す神社に多い「両部(りょうぶ)鳥居」(2本の柱の前後に低い控え柱を設け、貫(ぬき)で連結したもの)というスタイルです。

赤い輪橋(太鼓橋)も印象的。現在の橋は、豊臣秀吉の側室・淀殿が寄進した橋だそうです。普段は渡れるようなのですが

今回はしめ縄が張られていて、通行禁止になっていました。橋板の損傷のために、閉鎖しているとのこと。渡りたかったな。

輪橋が架かる鏡池には、人魚の肉を食べて不老不死になったとされる八百比丘尼(やおびくに)が、この池の小島に宝鏡を納めたという伝承があるそうです。あの島かな?

さらに進むと、立派な楼門。

左右には美しい花手水(はなちょうず)があって、思わず見とれてしまいました。バラが中心のようですが、品種がそういうものなのか、あまりバラの香りはしませんでした。

本殿と佐和神社

楼門で参拝すると

七五三参りをしている家族連れに遭遇(外国人観光客は大喜び)。

社務所では、衣装レンタルもできるようです。

楼門の左側へ進むと、檜皮葺きの四つの屋根が見えます。これが本殿。

丹生都比売大神以下、四柱の神々が祀られています。

楼門の左手には、摂社の佐和神社。この辺り(上天野地区)の諸社を合祀した神社です。

境内の東にも見どころがいっぱい!

境内の東側には、少し広い空き地があり、何やら道しるべも立っています。

集合時間が気になるのですが、道しるべも気になって、人のいない方に行ってみると

思いもよらないものがいっぱい!

これは、吉野の大峯へ入峯する修験者が建てた「大峯修験者の碑」。石造の五輪卒塔婆です。

こちらは、江戸時代前期に建立された光明真言板碑。梵字の光明真言が時計回りに円を描いて刻まれています。

そして、修験道の開祖・役行者を祀る祠。神社より北東に位置した脇ノ宿にありましたが、大正時代にこの場所に移されました。いずれも神仏習合や修験道に関するもの。純粋には「神社」ではないから、この場所にひっそりとたたずんでいるのかな。

最後に、コミュニティバスのバス停を駐車場近くで発見。公共交通機関でも、頑張れば訪れることができそうだとわかりました。

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