和田神社ってどこ? トラピックスバスツアーに初登場!
2024年11月20日(水)、トラピックスで今年2回目の紅葉狩りバスツアー
京滋屈指の紅葉 旧竹林院&和田神社とホテルピアザびわ湖ランチビュッフェ 日帰り(1人9,890円)
に参加しました。最初の訪問先・京都市左京区の金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)を訪問し、ホテルピアザびわ湖でランチビュッフェを満喫した後、
次の目的地・和田神社へ向かいました。この和田神社は、今回初めてトラピックスバスツアーに組み込まれた場所のようで、昼食時のホテルと同様、私たちには初めて聞く名前です(滋賀には疎い)。
夫が「和田神社」と検索してみると、神戸市兵庫区の和田神社が出てくる始末。ここじゃない。
どうやら、大津市膳所(ぜぜ)にある神社のようでした。膳所の地名は知っているし(まだ読んでいないけれど、小説『成瀬は天下を取りに行く』の舞台らしい)、何度か駅を通過したこともあるのですが、実際に街を歩くのは初めて。昼食会場からは、琵琶湖沿いに南下した場所。県立膳所高校の近くでした。
滋賀らしく、飛び出し坊やもありました。この裏は、女の子の絵柄になっているのもすごい!
そしてこれが、和田神社。古くから、湖に暮らす人々の安寧を祈って、海津見(わだつみ)の神=海神がここに祀られたようです。琵琶湖は湖だけれど、淡海(あわうみ)がやがて近江(おうみ)となったように、「淡水の海」とされたから、海神を祀ったのでしょう。
やがてこの神の名にちなみ、この辺りは和田浜や和田岬と呼ばれ、神社も和田神社となりました。
現在の主神は、高龗神(たかおかみのかみ)。水を司る龍神です。
やはり、水と関係のある神だったのですね。ちなみに本殿は、鎌倉時代後期の建築で、重要文化財でした。
幻の「黄金の大イチョウ」
さて、私たちのバスツアーがこの神社を訪れたのは、境内の大イチョウ(高さ約25m)の黄葉が素晴らしいからでした。
社務所で売られていた御朱印帳やお守りにも、オレンジや金色のイチョウの葉がデザインされていました。
しかし、実際に見たイチョウは、こちら。緑がまだまだ鮮やかです。やはり温暖化の影響で、黄葉の時期は大幅にずれ込んでいます。私の感覚でも、昔は京都の紅葉シーズンは11月下旬でしたがいつのまにか12月上旬になり、自宅近くでは12月中旬になりつつあります。自然相手のバスツアーは、難しいですね。この大木が、黄金の塔のように美しく染まるのは、今年はいつだったのかな。
黄金のイチョウを見ることはできませんでしたが、樹齢約650年という神木(大津市天然記念物)のエネルギーを感じることができたし(多数の気根が垂れ下がっていて、まだまだ元気!)
関ケ原の合戦後捕らえられた石田三成が、京都に護送される途中、このイチョウの幹に繋がれ、小休止したという話を聞き、幹を触りまくることもできました。
バスに戻る途中見かけた掲示板には、お祭りの案内。地域に根付いた神社だなと思いました。
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