初冬のソウルを食べ歩く25  寒さに負けず、朝のソウル街歩き

スポンサーリンク



徒歩で南大門市場を目指そう!

2024年12月8日(日)、今日はソウル最終日。午後の便で出国です。

今までお世話になった宿・イビスアンバサダーホテル仁川洞(インサドン)をチェックアウトし、荷物を持ってまずは今日の朝食予定の店を目指すことに。目的地は、南大門市場の「カルグクス通り」です。

地下鉄安国(アングク)駅から3号線に乗り、忠武路(チュンムロ)駅で4号線に乗り換えて、会賢(フェヒョン)駅で降りるのが一般的なコースなのでしょうが、長女曰く、歩いてもそんなに時間は変わらないらしい(6分早いだけ)。

この日は特に予定している観光地もないし、朝食食べて、お土産購入して、少し早めに仁川空港に行けばいいだけ。気温は8時過ぎでも氷点下という寒さですが(ソウル滞在中はこんな感じでした)、寒さに負けずに歩いて行くことにしました。

復活した清流と謎の銅像

ホテルからどんどん南へ歩いて行くと、懐かしいダイソーのビル!

後で知ったのですが、こちらはダイソー鐘路(チョンノ)店。お土産購入にも便利とのことでした。

ダイソーは積極的に海外進出しており、ソウルだけで20以上の店舗を経営しているとか。

さらに南へ進むと、高層ビルに挟まれた小さな川に出合いました。ソウル中心部を流れる清渓川(チョンゲチョン)です。

一時は水質汚濁がひどく、暗渠化されたのですが、市民からの要望で川が復元され、今では市民の憩いの場になっているようでした。

ソウルの高層ビルにはユニークなデザインもあり、東京の高層ビル街を見慣れているはずの長女も感心していたのですが

私が驚いたのは、川を渡るとすぐに見えてきた、巨大な青い男性像。ロッテシティホテル明洞(ミョンドン)の前で、全裸でお辞儀しています。どういう理由で造られたんだろう? 像の名前はあるのかな?

明洞にもあった、朝鮮独立活動家の像

このホテルの向かいにある韓国外為銀行本店前にも、男性の銅像がありました。それも、かなり立派な厳めしい像。てっきり企業の創業者かと思っていたのですが、後で調べてみると、羅錫疇(ナ ソクジュ 1892~1926)という朝鮮独立運動家の像でした。

彼は1926年12月、当時日本の朝鮮支配を経済的に推し進めていた朝鮮殖産銀行や東洋拓殖株式会社に対する爆弾事件を起こし、警察と銃撃戦の末自殺しています。ちなみにこの場所は、東洋拓殖株式会社の跡地だそう。

昨日利用した地下鉄安国駅のホームドアにも、朝鮮独立運動の活動家らしき人物の写真がたくさん掲示されていたのですが

初冬のソウルを食べ歩く17  益善洞から梨泰院アンティーク家具通りへ

2025年1月9日

日本と韓国の関係を知るうえで、避けて通れない歴史の断片が、ここにも1つあったのでした。

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です