ちょっと気になる白山神社
2024年12月28日(土)、8:20発の高知西南交通の路線バスに乗り、今夜の宿・足摺国際ホテルで荷物を預けて万次郎足湯で夜行バスの疲れを癒した私たちは
足湯の窓からも見た、白山洞門(はくさんどうもん)へと向かいました。
地図で見ると、すぐ近くのようですが、実は少々時間がかかりました。

万次郎足湯を過ぎると、右側に靖国神社。

その向かいの白山神社がちょっと気になるけれど、先に白山洞窟へ行ってみました。

道路の中央に立ちはだかる大木。切り倒すことができなかった理由がありそうです。ご神木?
白山稲門と、白山本宮への道
道標に従って森の中の遊歩道を歩き

階段を降りていきます。

まだまだ降ります。

かなり急な階段を降りると、鳥居が見えてきました。

ここにも「白山神社」と書かれています。「白山洞門」とは、白山神社にある洞門(洞穴の入口)という意味なのかな。

鳥居の足元には、このような注意書き。

先ほど見た白山神社の「本宮」が、この先にあるのでした。でも今は通行止めのようです。

ここからまた、さらに急な階段を降り(天候が悪いと本当に危険らしい)、やっと白山洞門の近くに到着できました。階段を降りるだけでも(私は怖がりなので余計かもしれませんが)、10分くらいかかりました。
日本最大の海蝕洞 洞門はハート形
この白山洞門は、高さ16mで幅17m。奥行きは15m。波によって花崗岩が削られ、このような洞窟になったのだとか。

花崗岩が波に侵食されてできた海蝕洞(かいしょくどう)では、日本一の規模なのだとか。干潮の為、かなり近くまで行くことができました。

よく見ると、洞窟の入口がハート形に見えないこともない。近くには、写真台もありました。

ここから太陽の光が差し込んだら、美しいだろうなと思います。

この不思議な洞門のある岩山が「白山」と呼ばれ、白山神社のご神体なのだとか。よく見ると、岩山頂上の中心部分(洞門の上)に建物らしきものが。これが本宮なんですね。
歩きにくかったアロウドの浜
海岸沿いも歩けそうなので、少し散策してみました。ところがこの浜は、大きな丸い石ばかりで、とても歩きにくいのです。夫は平気ですいすい進んでいくけれど、私はバランス感覚が悪いのか、何度もよろけ、捻挫しそうになりました。全く想定外の悪路です。

写真を撮る元気もなくなってしまいました。写真の大きな岩山が、洞門のある白山です。

後で知ったのですが、この海岸は「アロウドの浜」と呼ばれる海岸で、大きな卵型の結晶が入った「ラパキビ花崗岩」を見ることができるのだとか(持ち帰りは厳禁)。

足元が悪く、風が吹きすさぶ海岸で心を慰めてくれたのが、あちこちに咲いていたこの黄色い花。

ツワブキの花かな? もしそうなら、花言葉は「困難に負けない」「謙遜」だそうです。悪路に負けず、この後も頑張りましょう。
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