足摺岬展望台で見えたもの
2024年12月28日（土）、初めて足摺岬を訪れた私たち。万次郎足湯や白山洞門、足摺岬灯台や「足摺七不思議」の「地獄の穴」などを訪れた後、
次の目的地・足摺岬展望台へと向かいました。
地獄の穴から展望台までは、徒歩で5分程度。
途中、遊歩道の視界が開け、海が見える個所もありました。海に浮かぶ岩礁をよく見ると、釣り人がいました。すごい場所で釣っていますね。
更に道を進んで
ようやく展望台へ！
四国最南端の表示もありました。見渡す限り、大海原の水平線です。
270度の大パノラマで、太平洋を眺められます。観音様が住むという「補陀落浄土」（インド南端にあるという霊地）は、このはるか南にあると、昔は信じられていました。この雄大な海を見ていたら、そんな気持ちにもなりますよね。
右側を見ると、足摺岬灯台の美しい姿。ちょっと日が陰ってきて、神秘的な感じです。
崖をよく見ると、柱状節理がくっきり。
左側を見ると、「天狗の鼻」と呼ばれる絶景ポイント。こちらにも、柱状節理が見えました。
後ろを振り返ると、四国八十八か所の札所である金剛福寺の屋根や
お天気カメラが見えました。NHKの台風情報で、足摺岬からのライブ映像を見ることがあるのですが、その映像を送っているのがこのカメラ。
四国の人なら台風以外でもきっと身近に、足摺岬からのライブ映像を見ているのではと思います。働き者のお天気カメラを、ちょっと尊敬。
天狗の鼻展望台でも絶景！
今度は、展望台から見えた天狗の鼻展望台に行ってみました。
グーグルマップは、所要時間を「徒歩1分」としていますが、さすがに1分では無理。5分くらいかな？
途中の遊歩道にあったのが、上皇様の歌碑。皇太子の頃に足摺岬を訪れ、「足摺の 岬はるけく 黒潮の 海広がれり さやに光りて」と詠まれた歌です。昭和天皇に足摺岬はきれいだったとお話しされたところ、2年後に昭和天皇が、お忍びで足摺岬を訪れたのだとか。
そして到着した、天狗の鼻展望台。太陽の光の具合で、足摺岬方向はここでもこんな感じですが
足摺岬を紹介する写真って、大体こんな構図ですね。実際に足摺岬に来たのは初めてなのに、どこかで見たような気がして、仕方がありませんでした。
反対側の岩礁部分は、既視感もなく、
こんなに岩礁があったのかとびっくり。
しかもよく見ると、ここでもあちこちに、釣り人の姿を見ることができました。今日はまだ波が静かだから、平和に釣りができるのでしょう。一体何が釣れるのかな？
コメントを残す