路線バスの待ち時間でお土産探し
2024年12月29日(日)。昨日お世話になった足摺国際ホテルをチェックアウトした私たちは、
高知西南交通の路線バスに乗り、次の目的地である土佐清水市の竜串(たつくし)海岸を目指すことになりました。
バス1本では竜串海岸に行くことができず、途中の「清水プラザパル前」で乗り換える必要がありました(足摺国際ホテル前から清水プラザパル前までは、大人1人800円)。
しかも清水プラザパル前に10:10に到着したのに、次に乗る宿毛(すくも)行きのバスは11:15発車なので、1時間以上も待ち時間があるのです。

仕方がないので、まずはバス停の名前になっているショッピングセンター・プラザパルを覗いてみました。
土佐清水市の中心部にあり、1階はスーパーになっています。

土佐清水のお土産コーナーもありましたが

レジ横にあった高知のお菓子・ミレービスケットの袋に、可愛いポケモンがいるのを発見! 気になったので、職場へのお土産も兼ねて購入してしまいました。後で調べたところ、この青いポケモンは「ヌオー」という名前で、「高知だいすきポケモン」に認定されたのだとか。

じゃこ天も美味しそう! ということで、夫が購入。

四万十の美味しいお米・仁井田米もあるコメ売り場。ついつい値段が気になりますね。

1階にはバスの待合室やコインロッカーもあって、旅行者にはありがたい施設でした。
ジョン万かるたを探せ!
続いてプラザパルの外(バス停側)に出てみました。

昨日から気になっていた、バス停の壁の絵は

ジョン万次郎をテーマにした、ご当地かるた(「ジョン万かるた」)の拡大版でした。

歩いていると「中央町商店街」という標識。

ちょっと活気のないエリアもありました。年末の日曜日だからかな?

商店街には、村田英雄さんの「あゝ万次郎」の歌碑や

万次郎第二の故郷・フェアヘブン(アメリカのマサチューセッツ州)の風景も紹介されていたのですが、それ以上にインパクトがあったのが、あちこちにある、ジョン万次郎のかるた。

このかるたで、商店街の活性化を図っているようでした。確かにいいアイディアかも。

よく見ると、読み札には日本語と英語が併記されています。

もしかしたら、土佐清水市の子供たちはみな、学校でこのかるたで遊びながら

ジョン万次郎について、詳しく学んでいるのかな? 英語も上達しそうです。

商店街を中心に、このかるたが掲示されているのですが

ネクタイを締めた、お洒落な万次郎を詠んだかるたは

洋品店の横にあるなど、なかなか洒落た心遣いも感じました。
ミシンとジョン万次郎
ミシンと万次郎の関係も、初めて知りました。

日本へのミシン伝来第一号は、ペリーが再来航時(1854年)に将軍家定に献上したもの。その2年後に嫁いだ篤姫が、ミシンを初めて使った日本人とされています。
万次郎がミシンを持って帰国したのは、1860年。篤姫のミシンは大奥でしっかり保管されていたでしょうが、万次郎のミシンは、色々な人が見に来たのではないでしょうか。
その時誰かが「ソーイングマシン」を「ミシン」と聞き間違え、それが広まったので「ミシン」(日本語)として広まったのだとか。やっぱり万次郎のエピソードは面白い。大河ドラマになってもいいかも。
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