人気急上昇のおの桜づつみ回廊  「逆さ桜」を狙うなら風のない早朝がベスト

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神戸電鉄終点の粟生駅から徒歩で、おの桜づつみ回廊へ

2025年4月6日(日)、兵庫県小野市の「おの桜づつみ回廊」へ行ってきました。

私は兵庫県民ですが、阪神地域に住んでいるため、小野市には1度しか行ったことがありません(国宝の浄土寺を拝観)。「おの桜づつみ回廊」のことも、偶然TVで紹介されているのを見た夫から聞くまで、全く知りませんでした。

調べてみると、神戸電鉄粟生(あお)線の終着駅・粟生駅から徒歩で15分ほど。

久々に降り立った小野市の粟生駅。とてもきれいな駅です。

この駅からのどかな田園地帯を通り

回廊のある加古川へ。

粟田橋を渡ると、おの桜づつみ回廊の会場です。川向こうのピンクの帯が、その回廊。長い!

会場入口では「環境保全協力金」を払いました。警備やシャトルバス運行、駐車場整備、仮設トイレ設置などにかなりの費用が掛かるそう。持続可能な花見にしていきたいですね。

圧巻!桜の回廊 桜オーナーの想いにも触れる

おの桜づつみ回廊は、加古川の堤防左岸にある、西日本最大級の4km650本の桜の回廊。

各種メディアで紹介されて、最近人気急上昇のお花見スポットのようですが(2008年に完成)、昨年訪れた京都の蹴上(けあげ)にあるインクライン周辺に比べると

京都の桜と近代化遺産を訪ねて1  ねじりまんぼと蹴上インクライン

2024年4月17日

花見客はまだまだ少なく、

のんびり桜並木を散策することができました。

回廊にある650本の桜のうち、590本は「おの桜づつみ回廊オーナー制度」により、桜の1本1本にオーナーを認定し、銘板(ネームプレート)が掲げられていました。

銘板の文字を見ていると、桜に寄せる色々な想いが伝わってきます。

桜の木自体はまだ若そうで、枝ぶりはこれからもっと立派になるのかな。

「逆さ桜」の撮影条件は「風がないこと」

おの桜づつみ回廊が有名になったきっかけの1つが、「逆さ桜」。

こんな風に水面にきれいに桜並木が映ったら、確かに美しいですね。

私たちはてっきり、「逆さ桜」は加古川に桜並木が映ったものだと最初思っていたのですが、実は溜池に移りこんだ桜並木だったのでした。でもこの風景に注目した人はえらい!

撮影場所がわかれば、自分でも同じような、美しい写真を撮ってみたい!と思うのも私だけではないようで、多くの人が溜池の前でカメラを構えるのですが、あいにくこの日は、かなり風が強かったのです。風が吹くとさざ波が立ち、桜並木は映りません。

何度か粘って、やっと少しだけ桜並木が映った写真が撮れました。後で知ったのですが、風のない早朝など、1日の中でもごくわずかな時間しか、シャッターチャンスはないのだとか。本当にいい写真を撮ろうと思ったら、何日も通う必要がありそうですね。

ソメイヨシノ以外の桜もあり

私たちが訪れた時は、

ソメイヨシノの見頃だったのですが

回廊にはそれ以外の桜も植えられていました。これは大島桜。

これから咲く木もあります。色々な桜が時期をずらして咲くため、ソメイヨシノが散った後も、もう少し楽しめそう。早咲きの桜もあるので、3月下旬~4月上旬が見頃なのだとか。

ソメイヨシノの見頃だったこの日は、日曜だったこともあって、小野市役所までシャトルバスが運行されており、帰りはそれを利用しました。

今まで知らなかった地元兵庫県の桜の名所を訪れることができて、とても良かったです。

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