クラブツーリズムで行く下呂温泉6  173段の石段を上がって、下呂温泉の温泉寺を参拝

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登り甲斐のある173段の石段

2025年7月5日(土)、3年ぶりに1泊2日のバスツアーに参加しました。クラブツーリズム主催の

『飛騨牛付きの夕食!下呂温泉たっぷり約17時間滞在 2日間』【天王寺・なんばパークス・梅田・新大阪 出発】<ゆったり旅/こだわりバスの旅>

というバスツアーで、料金は2人で69,800円。ホテル到着前に希望者は下呂駅で下車し、温泉街を散策できるというので、温泉街散策目当てでこのツアーに参加した私たちは、大喜びで温泉街に繰り出し、下呂プリンゲロゲロバタースタンドのバターサンドを堪能。加恵瑠(かえる)神社にも参拝しました。

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加恵瑠神社は、2010年に建立されたまだ新しい神社ですが、温泉街の中心部にある温泉寺は江戸時代前期(1671)年の創建。

それ以前にも「湯島薬師堂」と呼ばれていたという、歴史のあるお寺です。

「下呂富士」と呼ばれる中根山の中腹に建っているため、参拝するには

まずこの173段の石段を登らねばなりません。今日は温泉街散策だと思って気楽に過ごしていましたが、まさかこんな事態に見舞われるとは!

山門までの距離が長い! 途中には墓地もあり、

江戸時代の下呂温泉(湯之島宿)で、本陣や伝馬役を務めていた武川家(飛騨屋久兵衛)のお墓もあるようです。

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でも階段を昇るのに精いっぱいで、寄り道をする元気なし。

1266年(鎌倉時代中期の文永2年)、毎日飛騨川の河原に降り立ち、村人に源泉の所在を知らせたという白鷺が羽を休めた松の木。キラキラと輝いていたため村人がやってくると、松の根元に金色の薬師瑠璃光如来像があったとか。その白鷺(薬師如来の化身)が羽を休めた「瑠璃の松」は、今は切り株になっていました。

登りは大変ですが、下りの時には、下呂の町並みが見えて、なかなかいい眺め(少し怖いくらい)。登った甲斐はあります。

霊泉は見逃したけれど、PayPayで御朱印購入

やっと山門に到着しました!

門をくぐって最初に目に入ったのがこの案内板。

日韓共同制作のドラマ『赤と黒』(2010年放送)のロケ地になっていたんですね。

手前の弁天様が目立っていますが、七福神の寿老人をお祀りしている建物。

よく見ると、中央に寿老人らしきシルエットが見えました。健康長寿・家庭円満の神だとか。お祈りしましょう。

白鷺に化けていた、薬師瑠璃光如来像をお祀りしている本堂へ。

なぜか本堂には、「温泉むすめ」の下呂温泉キャラ「下呂美月」ちゃんのパネルも。

なんと、彼女の御朱印までありました。

健康を守ってくれる、薬師如来様に参拝して

普通の御朱印を頂きました。日付は七夕で統一したのかな?

本堂は無人で、PayPayで支払いました。

後で知ったのですが、本堂左手に「湯かけ薬師如来像」があって(上の写真にも写っています)、下呂温泉の霊泉が湧き出ていたのだとか。また見逃してしまった!

濫觴堂で知る武川家の由来

最後に訪れたのが、濫觴(らんしょう)堂。

濫觴とは普段あまり見聞きしない、難しい語句なのですが、「長江(揚子江)のような大河も、源流は觴(さかずき)を濫(うか)べるほどの細い流れに過ぎない」という孔子の言葉から出た語句。物事の起こりや始まり、起源という意味だそう。

そしてこのお堂は、武田信玄の家臣だった武川家が、武田家滅亡後に下呂で第二の人生を歩み、ここに武田信玄と、信玄が篤く信仰した不動明王を祀ったもの。「湯島薬師堂」を「温泉寺」として再興したのも武川家だったのでした。武川家と下呂温泉の結びつきは、とても深いですね。

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