クラブツーリズムで行くオテル・ド・マロニエ下呂温泉3 ぴんころ地蔵と命の道

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ぴんころ地蔵と不思議な散策路

2025年7月5日(土)、3年ぶりに1泊2日のバスツアーに参加しました。クラブツーリズム主催の

『飛騨牛付きの夕食!下呂温泉たっぷり約17時間滞在 2日間』【天王寺・なんばパークス・梅田・新大阪 出発】<ゆったり旅/こだわりバスの旅>

というバスツアーで、料金は2人で69,800円。今夜の宿オテル・ド・マロニエ下呂温泉に無料のタクシーで到着し

クラブツーリズムで行くオテル・ド・マロニエ下呂温泉1 アクセスと客室(和室)

2025年7月25日

夕食や温泉を満喫することができました。

クラブツーリズムで行くオテル・ド・マロニエ下呂温泉2 郷土料理の夕食後、源泉からの湯に浸る

2025年7月26日

翌朝も朝一番に温泉に行き、そのあと夫とホテルの内外を探検。

晴れていたのでホテルの外に出てみると、ここからも温泉街が良く見えます。

駐車場の横にお祀りされていたのは、「ぴんころ地蔵」と観音菩薩。

そもそもこのホテルは、1989年に会員制リゾートホテルとして開業したと知りました(今は会員でなくても宿泊できますが)。

当時会員権を購入したのはシニア層が多く、ホテル創立20周年を記念して、日本有数の長寿町として有名な長野県佐久市の「ぴんころ地蔵」や観音菩薩像が建立されたのでした。「健康で長生きし(ぴんぴん)楽に大往生(ころ)」というのは、確かにシニア層に支持されそう。

ところでこの像の左手をふと見ると、何やら秘密の道っぽいものがありました。バリケードが倒れているので、入っていいような、悪いような。でも手すりもあって、整備された道に思えたのです。

一体何があるんだろう? 好奇心には勝てず、夫と2人で歩いてみました。かなり上の方まで整備されている道なのですが

途中で道が消えています。というか、草ぼうぼうで道が隠されているのです。手すりはあるのに。

苦労してこの草だらけの道を降りると

ぴんころ地蔵の場所に戻ってきました。一体この道は、何なのだろう? 謎が深まるばかりでした。

謎の道は『命の道』だった

さらに調べてみると、「ぴんころ地蔵」や観音菩薩が建立された時は、今の場所ではなく、もう200m奥にあったということがわかりました。

ホテル創立20周年を記念して、ホテルの隣接地(小高い斜面)を購入し、「ぴんころ地蔵」や観音菩薩はその斜面の上に建立されました。「ぴんころ地蔵」へ続く散策路(私たちが歩いた謎の山道)は、『命の道』と名付けられていたのです。下呂温泉で身体を癒し、美味しいものを食べて、健康長寿を祈るために整備された山道を登り降りして運動をするという、シニア会員の健康増進のための設備だったのですね。

ところが大雨や風害でその散策路が老朽化等で安全確保が難しくなったため、ホテル創立35周年を記念して、「ぴんころ地蔵」と観音菩薩を、ホテル駐車場横の広場に移設。2024年10月に、工事は完了したそうです。

温泉なので連泊したい人もいるでしょうが、温泉街から遠く、ホテルの外に出ても何もないのは、少々マイナス。この辺りは山の中腹の急斜面だから、テニスコートとかゴルフ場建設などは難しいのかな。他のハイキングコースはないのかな?

ちなみにホテル2階に卓球ができる部屋があったので、今はそこで、汗を流すのがいいようです。

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