護王神社と和気清麻呂と猪
2025年11月29日(土)、夫と京都市上京区にある樂(らく)美術館を訪れ、その後1時間半行列に並んで、11月末(つまり明日)で閉店する行列のできる人気店「喫茶ゾウ」でランチを済ませた私たちは
次の目的地である護王神社に向かいました。京都御所・蛤御門のすぐ近くにある神社で、今まで何回か前を通ったことはあったのですが、参拝するのはこの日が初めて。
ちょうど京都御所近くに来ていたこともあるし、先日訪れた下御領(しもごりょう)神社で御朱印を頂いた際、
「京洛八社 集印めぐり」(烏丸通に近接する8つの神社を巡拝し朱印を集めていくご利益めぐり)を知り、護王神社も八社の1つなので御朱印を頂こうと思ったのです(私は購入しませんでしたが、専用色紙もあります)。
この神社のご祭神は、和気清麻呂。烏丸通に面した神社の壁には、彼の生涯が絵物語になっていて、
奈良時代末期に、皇位を望んだ僧侶・道鏡の野望を阻止して九州に流された事件や、道鏡失脚後は桓武天皇に信任され、平安京遷都にも尽力した功績などが紹介されています。これだけでもなかなかのインパクト。
鳥居の前にあるのは
なぜか猪。
こちらにも猪。狛犬ならぬ狛猪です。
清麻呂が九州に流された時(道鏡の放った暗殺者により、足にけがをしていた)、宇佐八幡宮に参拝しようとすると、どこからともなく300頭もの猪が現れ(!)、彼を守って宇佐八幡宮に案内し、どこかへ去って行ったそう。このエピソードにより、護王神社では至る所に猪が置かれ、今もご祭神を守っているとのこと。
手水舎にも猪(普通は龍かな)。
水盤の中にも、小さな猪(最近の流行は、花かな)。
よく見ると、ここにも。
さすがに絵馬は来年の午になっていましたが、亥年には、いつもの年よりも多い参拝客があるそうです。
ご祭神の和気清麻呂。台座の文字(「和気清麻呂公像」)は、今年(2025年)8月に亡くなった裏千家15代家元・千玄室氏の筆になるものだそう。
シニアにも大人気 足腰の守護神
京都御所に近いせいか、紅葉シーズン真っ盛りの晴れた土曜日午後のせいか、その前の週の木曜日(11月20日)に訪れた下御霊神社に比べると、護王神社はかなり参拝客が多く、賑わっていました。
境内には紅葉している木もあるのですが
どうやら参拝客の多くは、この神社に、足腰守護のご利益を求めているようです。和気清麻呂が道鏡の放った暗殺者により、足の筋を切られて歩行困難になったけれど、300頭の猪に守られて宇佐八幡宮を参拝した後、彼の足は治り、立って歩けるようになりました。この故事により、護王神社は足腰の守護神として広く崇敬されているのだとか。
私も数年前から腰椎椎間板ヘルニアを発症し、巻き爪や魚の目にも悩まされるなど、かなり足腰にはダメージがあるのでしっかり参拝し、御朱印も頂きました。どうかご利益がありますように。








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