「日本三大朝市」があった!
2025年7月5日(土)、3年ぶりに1泊2日のバスツアーに参加しました。クラブツーリズム主催の
『飛騨牛付きの夕食!下呂温泉たっぷり約17時間滞在 2日間』【天王寺・なんばパークス・梅田・新大阪 出発】<ゆったり旅/こだわりバスの旅>
というバスツアーで、料金は2人で69,800円。2日目最初の目的地は飛騨高山で、自由時間は9:10~10:40の1時間半です。
じっくり観光するのには少し物足りない時間ですが、添乗員さんが教えてくれた宮川の朝市を見学することにしました。
私は初めて聞いたのですが、「日本三大朝市」の1つなのだとか。ちなみに残りの2つは、石川県輪島の朝市と
千葉県の勝浦朝市、そして最近では佐賀県呼子の朝市も有名になり、「日本四大朝市」と呼ばれることもあるそうです。
市内を流れる宮川の東岸で、朝市は開催されていました。最初に見学した高山市政記念館からは、徒歩10分程度。
この日はちょうど7月の第一日曜で、途中の「さんまち通り」では「我楽多市」という、高山美術商組合が露店を出す骨董市も開催され

外国人観光客で賑わっていました。

さらに宮川に沿った道を北上すると

宮川朝市です!
旬の食材や特産品が並ぶ朝市
朝市で売られていたのは、この時期らしい夏物野菜や

特産のお漬物や加工品、


花などが売られていました。

特に飛騨高山の名物・赤かぶ漬を売る店が多かったです。外国人観光客も多く、片言の英語でコミュニケーションしているおじさんもいました。その積極性を見習いたい!
飛騨地方で親しまれていた荏胡麻に出逢う
露天商だけかと思ったら普通の店も多く、
夫が興味を持ったのが「糀屋 柴田春次商店朝市店」。

とても立派で雰囲気のいいお店で

最初は栃の実せんべいだけ購入しようかと思ったのですが

英語でたくさん説明が書かれていた「発酵えごま味噌」も、お店の熱意が感じられて購入。そもそも荏胡麻(えごま)って、菜種油やイワシの油が広まる江戸時代までは、灯油の材料だったというイメージが強く、スーパーで食用油として売られているのは知っていたけれど、味噌の原料になっていたとは知らなかったのです。

そしてもっと驚いたのが、この店の前に出ていた露店。

なんと、えごまポタージュのお店です。後で知ったのですが、飛騨地方では荏胡麻の事を「あぶらえ」と呼んでおり、「あぶらえのお店 くあどろ」さん(日本唯一のあぶらえ専門店)が宮川朝市に出店して、荏胡麻を使った料理を出されていたのでした。

今日の朝市では、氷で冷やされたえごまポタージュのみでしたが、朝市で仕入れた野菜がたくさん入っていて、とても栄養がありそう。ご主人も若くてとても愛想のいい人でした。

Sサイズ(580円)を注文。PayPay払い可能です。

荏胡麻がたっぷりなのも嬉しい。

よくかきまぜて頂きます。冷たいポタージュスープが暑い夏にはとてもありがたく、飛騨高山食べ歩きのいいスタートとなりました。
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