宵々山の京都(日中)を歩く1  あじき路地から長刀鉾の建つ四条烏丸へ

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「あじき路地」とは

2025年7月15日(火)、夫に誘われて、京都に行くことになりました。今回の京都行の目的は3つ。まず、よく京都特集番組で紹介されている「あじき路地」を見学し、祇園祭宵々山の風情を楽しみ、最後に暑い夏ならではの、京都の冷たいスイーツを食べてみること。

まずは阪急の京都河原町駅(四条河原町)から、夫が行きたかった、「あじき路地」を目指します。

鴨川べりの、美しい百日紅の花を見ながら、歩くこと15分ほどで目的地に到着。

「あじき路地」というのは、明治末期に建てられた京長屋で、かつては祇園の芸者さんが生活していたとか。

現在は大家さんの意向で若い職人さんに貸し出され、彼らの住宅兼工房・店舗(職住一体が条件)となっています。

残念ながら、この日は定休日だったようで、工房や店舗を見学することはできませんでしたが(工房や店舗の情報については、こちらをご覧ください)。

明治末期に建てられたという

京都の長屋の雰囲気は味わうことができました。

ちなみに「あじき路地」だけでなく、他の路地も発見! 京都の町並みには、路地がよく似合うかも。

宮川町の風情ある街並み

「あじき路地」の近くには、京都の有名花街・宮川町がありました。

京都の花街らしい、素敵な街並みが続くのですが

ほとんど人通りがない! 実は宮川町も、この日は定休日だったのです。でも観光客はいないし、浴衣姿でお稽古?から戻ってきた芸妓さん達の姿も見ることができたし、素顔の宮川町を見ることができました。

四条通の長刀鉾は女人禁制だった!

宮川町から再び四条通へ戻ります。この時期の四条通は祇園囃子が流れたり、提灯が吊るされたりと、祇園祭ムードで盛り上がっていました。その四条通のビルの一画に静かに立つ、円山応挙(まるやま おうきょ)宅跡。

遠近蛾の技法を取り入れるなど、写生を重視した江戸時代の画家で、円山派を開いた人ですね。

この近くに八坂神社の御旅所があり、普段は建物だけなのですが、祇園祭になると縁起物の厄除け粽(ちまき)の販売で大賑わい。

そしてこの辺りには、祇園祭の前祭(さきまつり)で山鉾巡行の先頭を行く、長刀鉾があるのです。

長刀鉾をよく見ると、一般の観光客らしき人が乗っています。乗れるんですね。

後で調べると、長刀鉾は女人禁制。長刀鉾の粽(1,200円)又は授与品を購入した男性のみが乗れる(搭乗)できるのだとか。長刀鉾の他にも、同じく前祭で巡行する放下鉾(ほうかほこ)も女人禁制を守っているとのこと。知らずに粽を買ったけれど、乗れなかったということの無いように注意してくださいね。

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