両替所がとても多いホイアン旧市街のチャンフー通り
2025年8月26日(火)の午後、私たちはホテルロイヤルホイアンギャラリーから、徒歩で来遠橋(別名日本橋)まで歩き、
橋の見学後、橋から続くチャンフー通りを歩いてみました。きっと夜の方が人出は多いのでしょうが
暑い夏の午後でも、それなりに木陰伝いに歩く人はいます。驚いたのは両替所の多さで、土産物屋や飲食店で普通に両替ができました。ダナンだと、貴金属を扱っている店しか両替はできず、フエのホテル(サイゴンモリンホテル)では、米ドル紙幣の旧札を両替してくれず焦ったのですが(タクシーの運転手さんにも旧札を渡したので)、ここではあちこちに両替所があり、旧札も問題なく両替してくれます。この日は違う場所で2回両替しましたが、レートも同じだったので安心感がありました。それだけ現金を使う場所が、たくさんあるということですね。
私たちも早速両替し、ホイアン旧市街の入場券を購入することに。世界遺産のホイアン旧市街は、ガイド付き団体ツアーで観光する場合は入場券が必要ですが、個人観光客は必ずしも必要ではありません。でも、旧市街内の歴史的・文化的建造物を見学したい場合には、入場券の購入が必要となるのです。
最初は一通り歩くだけでもいいかなと思っていたのですが、有名観光スポットの福建会館など立派な建物を見ていると、やはり中に入ってみたくなりました。入場券売り場は両替所ほど多くなくて、福建会館の近くだとこの場所。
5枚つづりの入場券(1人120,000ドン)2人分を購入すると、女性スタッフが説明してくれました。観光スポットによって必要な入場券の枚数が異なるようです。
福建会館見学
まずは先ほどから気になっていた、
立派な門構えの福建会館へ(確かチケットは2枚必要だった)。
この辺りはホイアンが貿易で栄えていた17世紀頃、中国人町でした。そしてこの建物は、福建省から移り住んできた中国商人(華僑)たちが建てた、福建省出身の人たちの集会所兼寺院です。
立派なピンクの大きな門を入ると
中華風の建物があり
中国の寺院らしい、大きな螺旋形の線香が
天井から釣り下がっています。異国情緒満載!
航海の女神「天后聖母」が祀られています。
このような船で福建省から海を渡り、最初にホイアンにやってきた6家族の家長が、一番奥に祀られていました。
福建省出身の人々はホイアンの中国人の中でも数が多く、福建会館は今でも活用されているとか。その陰には先人たちの苦労があるのですね。





コメントを残す