東横イン池袋北口第2から、徒歩で雑司ヶ谷霊園へ
2025年9月20日(土)、この日のメインスケジュールは、世田谷区二子玉川での、久々の子供たちとの昼食でしたが
そこに行く前に、行きたい場所がありました。それが、NHK連続テレビ小説『ばけばけ』のモデルにもなった小泉八雲夫妻の墓。雑司ヶ谷(ぞうしがや)霊園にあるということは知っていたのですが、私たちの宿・東横イン池袋北口第2からは徒歩で行けると長女が教えてくれたので、
行ってみることにしました。
私たちは関西人なので良く知らなかったのですが、両方とも同じ豊島区で、池袋エリアだったのでした。徒歩で片道30分足らずなので、これなら大丈夫。池袋東口の「ヤマダデンキLABI池袋本店」には開店前から長い行列ができていました。いつもこうなのかな?
乗ってみたかった、都電荒川線。今回は、線路を見るだけになりました。
雑司ヶ谷霊園で、小泉八雲夫妻の墓を探す
雑司ヶ谷霊園は1874(明治7)年に開園した、面積が約12haもある広大な都立霊園。江戸時代には、薬草園だったり、将軍が鷹狩に使う鷹を飼育していた場所だったそうです。
到着してみると、あまりに広大な墓地なので、どこに小泉八雲夫妻の墓があるのかわかりません。グーグルマップにも「小泉八雲の墓」は表示されていますが、この表示は漠然とし過ぎでした。墓地は整然と区画されているのです。
慌ててネットで検索して探す始末。色々調べて番地を探し(蚊に刺されてしまいました)、墓所番号「1種1号8側35番」の墓を発見!
中央が小泉八雲、左がセツ、そして右が小泉家の墓です。以前写真で見たのでわかったのですが、特に案内板などはなく、ひっそりと建っていました。でもむしろ、こういう墓所が彼の美意識に適っているのかもしれません。
後で知ったのですが、公式サイトに、雑司ヶ谷霊園に眠る有名人の墓の番地を網羅した「園内マップ」があったのでした。これを最初に入手していれば、もっとスムーズに発見できたかな。
雑司ヶ谷霊園で見つけた、他の有名人
雑司ヶ谷霊園を歩いていたら、偶然、他の有名人の墓にも出逢えました。
まずは、小泉八雲の後任として東京帝国大学英文学講師となった夏目漱石の墓。お札にもなった代表的な明治の文豪だけあって、とても立派。場所もわかりやすかったです。
夏目家の墓の他、どこかに「猫の墓」はないか探したのですが、猫の墓は別の場所にあるようでした。
日米開戦を決断し、巣鴨プリズンで処刑された東条英機元首相の墓もかなり立派。案内板もありました。
その近くにあったのが、TVドラマ『銭形平次』などで知られる俳優の大川橋蔵。でもちょっと場所がわかりにくい。
墓石には「南無阿弥陀仏」としか書かれていないのですが、「如在(亡くなった大切な存在がまるで今もそこにいるかのように考え、敬う)」と書かれた石には、大川橋蔵の名が小さく刻まれています。
また時間があれば、「園内マップ」と虫よけを用意して、有名人の墓巡りをしてみるのも面白いなと思いました。






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