夜の日本橋から浅草へ
年に数回東京に行く機会があるのですが、今年(2025年)の9月、初めてはとバスツアーに申し込んだところ、予想以上に充実していたので
それにすっかり味を占め、10月24日(金)に、夜のツアーを申し込むことにしました。今回選んだのは
夜の浅草 老舗の牛鍋と笑いの殿堂 という定期観光コース。料金は1人6,000円でした。
東京駅の丸の内南口近くにあるバス乗り場に17:50集合でしたが、地下鉄代を節約して大手町駅から歩いたのがまずかった。地下街の出口がわからなくなり、加えて雨が降る暗い夜道は歩きにくく、遅刻しないかひやひやしました。
でも無事に時間通りにメンバーも揃い、夜の町へと出発! 夜でもバスガイドさんが、しっかり車窓案内をしてくれますが、暗くてよく見えないことも。これは噂には聞いていた、日本橋にある日本国道路元標(国道の起点)。ここにあるのは複製かな?
暗くてよく見えないのが残念。明るい昼間に、じっくり見たかった。
日本橋を経由して、浅草寺の駐車場でバスを降り、バスガイドさんの案内で今日の夕食会場・米久(よねきゅう)本店へと、小雨の中を徒歩で向かいました。
創業は明治19年! 老舗の建物は非日常の迷路
米久本店は、浅草寺の北西。浅草花やしき(日本初の遊園地らしい)を過ぎたところの「浅草ひさご通り商店街」にありました。
創業は1886(明治19)年なので、今年で創業139年の老舗です。
隅田川花火大会や
関西ではなじみのない酉の市が、江戸の下町情緒を感じさせる商店街。
店のショーウィンドーもかなり年代物のようです。
飲み物は全部瓶で陳列されています。ビールはいいとして、最近コカ・コーラの瓶をなかなか見かけることがありません。むしろ新鮮!
店に入ると、
太鼓を叩いてお出迎えしてくれます。靴を脱いで2階へ行くと
大広間の一画に案内されました。和室ですが、ありがたいことにイスとテーブルです。でもトイレの場所がわかりにくく、一瞬迷路のように感じられました。
窓からの眺めはなかなか風情があります。
関西のすき焼きとは違う、明治の牛鍋
テーブルには、食材やコンロ、鍋が用意されていて、
自分でマッチを擦って火を点けます(チャッカマンじゃない!)。
お肉はとてもきれいな肉で、さすが専門店!と思いました。
野菜もこんな感じです。
牛の脂身を炒めるところは、関西のすき焼きと同じなのですが
関西なら(私の実家だけ?)肉を炒めてネギも炒め、砂糖、しょうゆを入れて野菜も入れて少し水を入れてぐつぐつ煮込むのですが、こちらではいきなり割り下(すき焼きのタレ)を入れて煮込みます。
1人1個ずつ生卵も添えられているのですが、夫は溶き卵につけて食べるのが嫌で、卵とじ風に鍋に卵を割って入れました。いろんな食べ方があってもいいかな。
お肉はさすがに美味しくて、やはりいい肉を使っているのかなと思うのですが、味付けは少し辛く感じました。あと、もう少し量が欲しかったな。ご飯、みそ汁、香の物もついていたのですが、なぜかお腹が空いていたのでした。









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