豊鉄バスで渥美半島を走る  県外から来た『だも豊』ファンには感動の光景も

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『だも豊』作者の描き下ろしステッカー

2025年11月1日(土)、愛知県の伊良湖(いらご)岬や豊橋市を訪れる機会がありました。鳥羽港から伊勢湾フェリーに乗って伊良湖港に上陸し、港から徒歩10分ほどの「灯台茶屋」で焼きあさり定食を頂き、その後徒歩40分ほど歩いて椰子の実記念碑や日出の石門(ひいのせきもん)、伊良湖岬灯台を観光し、

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伊良湖港から次の目的地の豊橋を目指します。まず豊鉄バスで田原駅前まで行き、豊橋鉄道渥美線で三河田原駅から新豊橋駅行に乗ればいいと鳥羽港の伊勢湾フェリー乗り場で教えてもらったので、

14:45発のバスに乗りました。バスには、どこかで見たような絵柄のステッカーが車体の内外に貼られています。

これは絶対、先日(豊橋往きが決まった後)購入した漫画『だもんで豊橋が好きって言っとるじゃん!』(通称『だも豊』)の作者・佐野妙先生のイラストではないかと思って調べたら、やはりそうでした。

豊橋市では昨年(2024年)9月から、豊橋市出身・在住で子育ても経験した佐野妙先生のオリジナルイラストステッカーで、小さな子供を連れての公共交通機関利用を応援する取り組みをしているのだとか。それにしても、『だも豊』1巻では男性が登場しなかったので、佐野先生が描く男性を初めて見ました。

東三河における複数の公共交通やそれ以外の移動サービスを組み合わせ、経路検索や乗車券購入などができるサービス「いこまい」。これも『だも豊』を読むと「行こまいか」というセリフが出てくるので、行きませんか?という勧誘の意味かなと、なんとなくわかりました。

車窓から見える一面のキャベツ畑にびっくり!

私たちのバスは、渥美半島の先端部分から半島中央部にある田原駅前を目指します。

所要時間は、約1時間。このバスの旅で一番印象的だったのが

車窓に広がる一面の畑!

これは多分、キャベツ畑ではないかな?

こんなに広いキャベツ畑を見たのは、もしかして生まれて初めてかも。

『だも豊』で私が一押しのメガネっ娘・安曇潤先輩の家は、豊橋市のキャベツ農家。潤先輩曰く、豊橋市と田原市(いわゆる「東三河地域」)が冬キャベツの生産量日本一なのだとか。東三河地域は温暖な気候に恵まれた農業王国で、岡崎市や豊田市など製造業が盛んな西三河地域とは違うというのも、この光景を見てよくわかりました。

三河田原駅と豊鉄渥美線の車両がユニーク

豊橋鉄道渥美線は、新豊橋駅(JR豊橋駅に隣接)から三河田原駅までを結ぶ路線。

所要時間は35分です。豊橋鉄道に乗るのは、今日が初めてです。

とてもきれいでモダンな、三河田原駅(4代目)は、安藤忠雄建築研究所の設計。

車両には、花の名前のヘッドマーク! 左が「はまぼう」右が「椿」で、渥美半島を代表する花をテーマにしたイメージカラーや花のヘッドマークを持つ「カラフルトレイン」でした。全部で10両あるそうです。

私たちが載ったのは「椿」。青緑色がイメージカラーなのですが、何と最後尾はサイクルトレインとなっていました。渥美半島を自転車で走るのも、面白そう。日出の石門(ひいのせきもん)で出会ったフィリピン人男性も、もしかしたらこれに自転車を積んできたかもしれませんね。

『どうする家康』のロケも行われた日出の石門  岸の石門と沖の石門があるので注意!

2025年12月21日

なお、渥美線の先頭車両には、路線バス同様「とよはし子育て応援ステッカー」が貼られ、ラッピング車両もあるとか。見る機会があったらいいな。

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