フランスとラオスの芸術を融合したパトゥーサイ
2026年1月1日(木)。ラオス中国鉄道に乗って、ルアンパバーンからヴィエンチャンに移動した私たち。
ヴィエンチャン駅から乗合バスで到着したタート・ルアンの観光を諦め、地図アプリのないまま何とかパトゥーサイへたどり着くことができました。
パトゥーサイの一番の特徴は、その外観。
遠くからでもすぐわかるので(手前にあるのは「世界平和の鐘」)、地図アプリが使えない私たちの目印になりました。
有名なパリのエトワール凱旋門にインスピレーションを受け、ラオスとフランスの芸術を融合した様式のこの建造物は、「勝利の門」という意味の無名戦士の追悼記念碑。
昨年ラオスを公式訪問された愛子さまが、最初に訪れた訪問先もこのパトゥーサイでした。日本とラオス両国親善の舞台にもなったのですね。
1953年のフランス植民地支配からの独立を記念して建てられたようなのですが、戦った相手のフランスの様式を取り入れているところがちょっと不思議。でも美しいものは美しい。
ここまで歩いてきた限りでは、全く観光地らしくないラオスの首都ヴィエンチャンの街ですが(たまたま歩いたエリアがそうだったのかもしれません)、さすがにここは割と多くの人々で賑わっていました。政府の外交活動?をPRするパネルも展示されています。
未完の記念碑
パトゥーサイは、近くで見てもなかなか面白い建造物です。
建築が始まった時には王制でしたが、その後社会主義革命が起こり、門の上部にある紋章はラオス王国軍の紋章から、テープパノム(神)を表現したものに変更されたそうです。
門の内部の装飾文様は
ラオス独自の、自然や仏教をモティーフにしたもので
天井の装飾は。特に美しい!
ローマ建築の様式も採用されているようでした。
実はこのパトゥーサイは90%の完成にしか至っておらず、設計段階では内部空間の中心部に、名もなき英雄たちの魂を追悼するための炎を灯す場所が設けられていたとのこと。いつか設計段階の姿になることはあるのでしょうか。
パトゥーサイの上に登れる
私たちが頼りにしているガイドブック『地球の歩き方 ラオス』によると、パトゥーサイの上部は「展望台になっている」ものの、「2023年6月現在、改修工事中で、内部には入れない」とありました。私たちも様子を見ていたのですが、誰も中に入っていく人がおらず、まだ工事中で入れないのかなと思っていました。
ところが帰り際にふと見ると、
屋上に人の姿が! 屋上に上がれるようになったのかな。高さ49m(7階建て)の屋上からはヴィエンチャン市内を見下ろすことができるそうなので、機会があればぜひ上がってみてくださいね。









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