北播磨のローカル線・北条鉄道沿線を歩く10  多宝塔や鐘楼が色鮮やかな酒見寺

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古い歴史を誇る酒見寺

NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』の主人公たちが、毛利氏との「中国攻め」で最初に壁にぶつかる播磨地域(兵庫県南西部)には、時々テレビなどで紹介されるローカル第三セクターの北条鉄道が走っています。5年前(2021年12月)、初めて北条鉄道に乗って、沿線の観光地=兵庫県加西(かさい)市を訪れる機会がありました。

加西市の中心部にある終点の北条町(ほうじょうまち)駅近くの「ホテルルートイン加西 北条の宿(しゅく)」に宿泊した私たちは

北播磨のローカル線・北条鉄道沿線を歩く9  ホテルルートイン加西 北条の宿

2026年3月22日

翌朝再び、中世から栄えた加西市の中心部・北条の宿(しゅく)周辺を散策。

最初に訪れたのは、北条の宿繁栄の基盤となった酒見寺(さがみじ)です。ホテルからは、徒歩10分程度。

この寺院は、奈良時代の高僧・行基(ぎょうき)が神(酒見明神)のお告げを受け、聖武天皇の命令(勅願)で開かれた寺と伝わります。その後も姫路城主の援助を受けたり、江戸幕府3代将軍から朱印状や寺領を与えられたりと、なかなか格式のある寺院のようでした。ちなみに昨日訪れた、五百羅漢で有名な羅漢寺(らかんじ)は、元々酒見寺の一部でしたが、明治に独立した別寺院となったのです。いかに広かったかが、わかりますね!

北播磨のローカル線・北条鉄道沿線を歩く8  紅葉の羅漢寺と五百羅漢

2026年3月21日

広い伽藍は見どころいっぱい!

まず見えてきたのが、立派な仁王門。

ありがたいことに、拝観は無料です。

21対の飾り燈籠が並ぶ広い境内を進んでいくと

多宝塔が見えてきました。後で知ったのですが、何と、「全国で一番美しい多宝塔」らしいのです。屋根の上重が桧皮葺、下重が瓦葺という珍しい様式なのだとか。もっと近くで、よく見ておけばよかった。

境内には、地蔵堂や

常行堂など多くの建物がありますが

やはり一番立派なのは、本尊十一面観音を安置する本堂。屋根が二層あって、とても重厚感がありました。

現在の建物群が形成されたのは江戸時代で、地元の宮大工集団独自の意匠なども見られるのだとか。

色鮮やかな鐘楼にびっくり

多宝塔は近くで見る機会を逃してしまった私たちでしたが、鐘楼は、近くで見ることができました。

とても色鮮やかでびっくり! 多宝塔も近寄ってじっくり見ると、鮮やかな色彩が残っているのがわかるそうです。

もし御朱印を頂く場合は、本坊へ。

お庭が美しいですね。

呼び鈴を押す勇気がなくて、今回は御朱印を断念しました。

境内には小さな池もあり、池の橋を渡っていくと隣接する住吉神社に出たのですが、住吉神社については次回ご紹介します。お楽しみに。

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