北播磨のローカル線・北条鉄道沿線を歩く11  播磨国三の宮・住吉神社とその周辺

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酒見寺に隣接する住吉神社

NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』の主人公たちが、毛利氏との「中国攻め」で最初に壁にぶつかる播磨地域(兵庫県南西部)には、時々テレビなどで紹介されるローカル第三セクターの北条鉄道が走っています。5年前(2021年12月)、初めて北条鉄道に乗って、沿線の観光地=兵庫県加西(かさい)市を訪れる機会がありました。

加西市の中心部にある終点の北条町(ほうじょうまち)駅近くの「ホテルルートイン加西 北条の宿(しゅく)」に宿泊した私たちは

北播磨のローカル線・北条鉄道沿線を歩く9  ホテルルートイン加西 北条の宿

2026年3月22日

翌朝再び、中世から栄えた加西市の中心部・北条の宿(しゅく)周辺を散策。最初に訪れた酒見寺(さがみじ)で、

北播磨のローカル線・北条鉄道沿線を歩く10  多宝塔や鐘楼が色鮮やかな酒見寺

2026年3月23日

広い境内の中にある池を発見。

橋を渡って進んでいくと、また別の建物がありました。

最初は酒見寺の伽藍の一部かと思ったのですが、よく見ると狛犬が建物の前に一対。そして建物にはしめ縄。これはどう見ても神社ですね。

中に進んでみましたが、大きくて立派な神社なのでびっくり。

本来なら、鳥居から神社に入るので、神社の名前もちゃんと「住吉神社」と書いてあります(上の写真)。

この名前になったのは明治からで、昔は「酒見大明神」や「酒見社」と呼ばれていました。この辺りは元々「酒見郷」という地名だったようです。

案内板によると、奈良時代初期、山酒人という人物が中心になって、自分たちの祖先神・酒見神と住吉三神、そして神功皇后を祀ったのが神社の始まり。

播磨国三の宮という古くからのパワースポットの隣に酒見寺も建立され、神仏習合の流れで一体化したのですね。四月の第一土日に開催される春季例大祭「北条節句祭り」は、15台の化粧屋台が運行する華やかな祭り。姫路の総社祭や三木大宮八幡宮秋祭りと共に、「播州三大祭り」と呼ばれているのだとか。どんな華やかなお祭りなのか、また機会があれば、見てみたいものです。

宿場町の名残が感じられる場所

この辺りには。今まで紹介した羅漢寺、酒見寺、そして住吉神社以外にも多くの寺社があり、

格子戸や出桁(だしげた)など、昔の商家の面影を残す家も見つけることができました。

歩いていてもなかなか楽しい。

これは「粟田大日堂」という密教の大日如来(太陽を象徴)を祀るお堂なのですが、大日如来の化身である大威徳(だいいとく)明王は白い水牛に乗った姿で表現されるため、牛馬安全守護の仏として信仰されました。農耕はもちろん、街道の荷役で働く牛たちの安全を祈っていたのかなと思いながら、北条の宿を後にしました。

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