紫電改&航空ファンの方々とご対面
NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』の主人公たちが、毛利氏との「中国攻め」で最初に壁にぶつかる播磨地域(兵庫県南西部)には、時々テレビなどで紹介されるローカル第三セクターの北条鉄道が走っています。5年前(2021年12月)、初めて北条鉄道に乗って、沿線の観光地=兵庫県加西(かさい)市を訪れる機会がありました。
加西市の中心部にある終点の北条町(ほうじょうまち)駅近くの「ホテルルートイン加西 北条の宿(しゅく)」に宿泊した私たちは
翌朝再び、中世から栄えた加西市の中心部・北条の宿(しゅく)周辺を散策後
北条鉄道で法華口駅へ移動。無料シャトルバスを利用して、第二次大戦の戦争遺跡・鶉野(うずらの)飛行場跡へ。
とても広い滑走路に驚いた後は
いよいよ防災備蓄倉庫へ。
その前には、紫電改の実物大模型が鎮座しています。模型とはいえ、すごい迫力。
よく見ると、紫電改に搭乗している人がいる! この服は、旧日本海軍航空隊員の制服かな。
後ろから撮影した紫電改。今搭乗している人は、先ほどの人とは違う制服ですね。
よく考えたら、紫電改にタラップはないけれど、どうやって搭乗するのかな? 『紅の豚』のポルコ・ロッソは翼の上から搭乗してたのかな? いずれにしろ、格好よく搭乗してもらいたい。
と思っていたら、ポルコ・ロッソいたー!(中央です) 紫電改も初めて見たけど、リアルポルコ・ロッソも初めて見ました。ここに集った皆さんは、気合の入った航空ファンなのかな? それにしても、衣装はどうやって調達しているのだろう?と、どうでもいいことをいろいろ考えてしまいました。
紫電改の操縦席も大人気
紫電改の実物大模型がすごいインパクトだったのですが、倉庫の中にはもう1つ、人々の人気を集めているものがありました。
それは、紫電改の操縦席。最初は人が多くてよく見えなかったのですが
徐々に見えてきました(これは後ろから撮影)。この構造なら、子供でも簡単に搭乗できそう。
操縦席に近寄れました。計器類がすごい! それに予想以上に狭そう。何があっても、パイロット1人で対処しなければなりません。
まだ10代、20代のパイロットが体験した恐怖や孤独は、いかばかりかと思いやられます。
また、模型と言えども、徹底的に実物に近づけようというこだわりも感じられました。1943(昭和18)年頃の図面や
博物館に展示されていた実物資料などを基に、作成されたようです。
紫電改は海外でも高く評価され、当時搭乗された方からの評価も高く、日本が生んだ代表的な戦闘機の1つです。でも戦闘機ゆえの悲惨な歴史もあって、「格好いい」だけでは済みません。加西市が紫電改や九七式艦上攻撃機の実物大模型の製作・展示に力を入れているのは、平和教育という大きな目的のためでしょう。時間があれば、法華口駅から徒歩でじっくり、戦争遺跡を見て回るのがいいのかもしれませんね。








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