「懐かしい日本の春」が堪能できる又兵衛桜への道
2026年4月2日(木)、奈良県宇陀市にある有名な「又兵衛桜」を見に行きました。別名「本郷の瀧桜」とも呼ばれる、樹齢300年の枝垂れ桜で、昔のNHK大河ドラマ『葵 徳川三代』のオープニング映像で使用されたのだとか。
自家用車の無い私たち夫婦が又兵衛桜に行くためには、まず、近鉄大阪線の榛原(はいばら)駅に行き、そこから奈良交通バス「大宇陀」行きで20分ほど乗車し、そこから更に20分ほど歩きます。近鉄大阪線では、珍しい鮮魚専用車両「伊勢志摩お魚図鑑」に遭遇し、満員の奈良交通バス臨時バスの車窓からは、宇陀川沿いの美しい桜並木「猟路(かりじ)の桜」を見ることができました。
奈良交通バスの「大宇陀迫間」から又兵衛桜までは、20分少しほど歩くのですが
なかなか楽しい道のりでした。春の花々が、たくさん咲いていたのです。
今年の大河ドラマは、奈良を舞台にした55年ぶりの大河ドラマらしく、ここでもポスターがありましたが
その掲示板の立っている辺りは、一面、タンポポが咲いていました。こんなにたくさん、タンポポが咲いている場所なんて、いつもの生活圏にはありません。
この鮮やかな赤い花も、家の近所では見ないのですが、「花桃」だとわかりました。
水仙も咲いています。
遠くに桜が見えてきました。あの中心の桜が、目指す又兵衛桜のようです。桜の木が1本だけあるのではなく、桜(ソメイヨシノ)や花桃も咲いていて、ピンクの濃淡と山の緑がとても春らしい景色でした。まさに「懐かしい日本の里山」という風情です。
又兵衛桜と桃源郷
駐車場の順番待ちで大渋滞している車道を横目に見ながら、ソメイヨシノの桜並木を通り
1人100円の協力金を支払って
又兵衛桜に近寄ることができました。
又兵衛桜は、「本郷の瀧桜」とも呼ばれる、見事な枝垂桜です。樹齢は約300年。「又兵衛桜」という名は、戦国武将(元黒田家家臣)の後藤又兵衛基次から。大坂夏の陣で豊臣方に与し、討ち死にしたと伝わりますが、実は生き延びてこの宇陀の地で再興を図っていたという伝説があるのです。
この桜は、この地での後藤又兵衛の屋敷跡にあったとされるもの。
無料エリアからは見ることができなさそうな、
ちょっと変わったアングルからも、眺めることができました。菜の花との競演も、なかなかいいです。
青空を背景にする姿も美しく、多くの人が写真を撮っていました。「瀧桜」の名にふわさしい姿。
ソメイヨシノとはまた違う、凛とした美しさも感じられました。
又兵衛桜の近くには、ハクモクレンや
コブシの花も咲き誇っています。
でもやっぱりここの主役は、又兵衛桜だなと思わせる、風格のある桜でした。






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