昨日は読売旅行主催のバスツアーに参加しました。
『平成29(肉)祭り!飛騨牛5大&ローストビーフ寿司食べ放題とビーフステーキ詰め放題』というツアーです。
主な訪問先は、関ケ原と大垣市ですが、特に古戦場巡りとは書かれておらず、食事と大垣市散策、そしてバラ園見学がメインのようです。
天下分け目の古戦場にふさわしいグルメが待っているかな?
いざ関ケ原へ!
胡麻の郷
最初に訪れたのは、関ケ原の「胡麻の郷」という施設。
元々ここに胡麻製品を製造する工場(株式会社真誠)があり、2000年に博物館が併設されました。
このキャラクターは、故やなせたかし氏が創作した、シロゴマンとクロゴマンのザ・セサミブラザーズ。
「開けゴマ!」の呪文はなぜ生まれたか、など胡麻にまつわる様々な情報があって勉強にもなったし、胡麻製品のお買い物もできました。
バス内で「のり味ごま」を粗品としていただきました(案内には「胡麻菓子のお土産」とありましたが、どちらでもいいので問題ないです)。
外に出ると、伊吹山がとてもきれいに見えました。
気になったのが、入り口のそばにあった2本ののぼり。
「本」と書いてあるから、本屋があるのかと思ったら、本多平八郎忠勝(徳川四天王の1人で、真田信之の正室・稲姫の父)の旗でした。
隣にあるのは、脇坂安治(賤ヶ岳七本槍の1人で東軍)の旗ですね。
関ケ原の町には、戦国武将の旗があちこちにありました。
これは白いのが石田三成、赤は今大河ドラマで話題の井伊直政(徳川四天王)の旗。
敵味方同士の旗だけど、仲良く並べていていいのかな?
飛騨牛食べ放題!
昼食は、関ケ原ウォーランドの近くにある、花伊吹というお店でいただきました。
2階には、桃配(ももくばり)、笹尾など、関ケ原合戦にちなんだ名前がついた部屋もあり、戦国ファンが喜びそうです。
昼食は、飛騨牛のすき焼き、ローストビーフのお寿司が最初から配膳され、飛騨牛のかき揚げ、土手煮、カレー、ドリア、ローストビーフなどは、好きなだけ取ってきていいというスタイル。
隣の若いカップル(特に男性)が、たくさんお替りしていてびっくり。
私達はさすがに、一通り食べると、もうおなかがいっぱい(下の写真はローストビーフです)。
天下分け目の土産物東西対決
花吹雪1階は土産物屋で、関ケ原にちなんだお土産もたくさんありました。
徳川家康と石田三成にちなむお菓子が、仲良く並んでいるのも、関ケ原ならではでしょうか。
関西人だし、以前テレビで見た『関ケ原』(司馬遼太郎原作)のドラマで、大谷刑部さんのファンになったので、ここは刑部さんの親友・石田三成(西軍)のカステラまんじゅうを購入しました。
なぜか『おんな城主直虎』にちなんだお土産まであります(直虎は、関ケ原の戦いの時にはもうお亡くなりになっていますが、次期当主の井伊直政が関ケ原で活躍しました)。
「天下餅」も面白そうで、関ケ原って土産物のアイディアに事欠かない、お得な場所だと思いました。
店のお勧めがこのチーズケーキ。試食したらおいしかったので、これも購入。
でも箱の表面に描かれていたのは、徳川の家紋と豊臣の家紋。
石田三成の家紋の方がいいのでは?
ノーモア関ケ原!
花伊吹の前にあった宝蔵寺は、関ケ原ウォーランドが開設したときに、合戦の戦没者を慰霊する目的で創建されたお寺だそうです。
インパクトがあったのが、この「祈ノーモア関ケ原合戦」(ちょっと笑ってしまった)。
「あゝ関ケ原」という歌があったというのも、これを見て初めて知りました。
ツッコミどころもあるけれど、関ケ原合戦から400年後の2000年には、双方の関係者の子孫を招いて追悼法要もなさっているらしく、戦没者を慰霊するモニュメントもありました。
関ケ原の戦いの戦死者はよくわからないようですが、1万人以上の犠牲者は出たと思われます。
やはり戦争はよくないです。
関ケ原ウォーランドでビーフステーキ詰め放題!
さて、このバスツアーでは関ケ原ウォーランドに入場するというスケジュールはありませんでしたが、食後の大垣市散策や神戸バラ園巡り終了後、もう一度ここに戻ってきました。
旅行の目玉の1つ、ビーフステーキ詰め放題の会場が、関ケ原ウォーランド入り口横の一室だったのです。
東西両軍が激突する戦場が再現されている野外博物館の一画で、私達は小さな(A5サイズ)のビニール袋に、せっせせっせと肉を詰めるのに奮闘していました。
ビーフステーキは約100gで、どこを見ても飛騨牛とか、近江牛などとは案内にも書かれていないので、多分普通の肉でしょう。
10枚入れるのを目安にしたのですが、私は10枚、夫は11枚入れることができました。
袋から大きくはみ出してしまったり、片手で袋が持てない状態だと、出口でスタッフに注意されます。
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