HIS浜坂・出石日帰りバスツアー体験記その5 懐かしの芝居小屋・出石永楽館

スポンサーリンク



「おはようコールABCで紹介されました!いくら・うに・かに身&神戸牛焼肉がのっけ放題食べ放題!グラスボートで海底遊覧・情緒溢れる城下町 出石を散策」ツアーの体験記その5です。

近畿地方で最古の芝居小屋 出石永楽館

さて、私達が出石(いずし 兵庫県豊岡市)で一番楽しみにしていたのが、出石永楽館見学。

1901年(明治34年)に建設された、近畿地方に現存する最古の現役芝居小屋です。

出石は出石藩6万石の城下町で、芝居小屋は旧藩主であった仙石氏の家紋・永楽銭にちなんで「永楽館」と命名され、但馬地方の芸能や文化の中心となりました。

余談ですが、あの真田信繁(幸村)の兄・真田信之の子孫に替わって、信州上田藩の藩主となり、後に出石藩の藩主となったのが、仙谷氏です。

このツアーの参加者は、ツアーバッジのシールを見せると団体割引となり、1人300円のところ240円で入館できました。

一歩中に入ると、芝居小屋の雰囲気満点です。

この看板は、昨年秋の公演のもの。

ちょうどうまい具合に、スタッフの女性による説明が始まったばかりでした。

この芝居小屋は時代と共に映画館となり、やがて1964(昭和34)年に閉館したものの懐かしむ声が上がり、2008(平成20)年に大改修されて、現役の劇場・イベント会場として使用されています(368名収容)。

平桟敷を格子状に区切る通路は、弁当売りの販売通路でした。

まるで平均台で、バランス感覚の悪い私は、普通に歩くだけでも一苦労(冷や汗)。

懐かしの昭和レトロ看板

両側にずらりと並ぶ看板は、昭和30年代のスポンサーのものだそうです。

とても暖かみのあるレトロな看板で、懐かしい気分になりました。

「ホモゲ牛乳」って何だろうと気になって調べてみると、乳脂肪分を人工的に均質化処理した牛乳なのだとか(「ホモ牛乳」「ホモビタ牛乳」「ホモジ牛乳」も同じ意味です)。

今はそれが当たり前になってしまい、強調することもなくなったようです。

家具店の看板に書かれた「月賦」という言葉も今は聞かなくなりました(今はリポ払い?)が、配送無料というビジネスは、昔からあったのですね。

華やかな舞台の裏側を見学

舞台の上手にある小部屋の2階が太夫座(義太夫が語る場所)、1階が三味線や太鼓などを演奏する囃子場で、内部をよく見ると、当時の落書きが保存されていました。

舞台の2階に並んでいるのが、楽屋(化粧部屋)です。

狭い楽屋もあれば広くて明るい楽屋もあり、やっぱり主役の俳優は、いい部屋がもらえます。

今、朝日新聞朝刊に連載中の小説『国宝』(作者:吉田修一)は、任侠親分の息子が素質を見込まれて歌舞伎スターに弟子入りし、役者として成長していく物語ですが、そこに登場する地方の芝居小屋もこんな感じだったのかなと、ついつい想像してしまいます。

カツラ合わせをするカヅラ場(写真は、当時の様子を撮影したパネル)の壁には、かしまし娘の正司花江さん(三女)のサインもありました。

これは化粧を落とす風呂場(湯殿)です。

舞台下の奈落には、廻り舞台装置があり、とても迫力がありました。

花道の下にはこんな感じ。

文字通りこれが「奈落の底」で、幽霊や妖怪、妖術使いなどの役が登退場するときに人力で操作する小型のセリ(スッポン)も、ここにありました。

片岡愛之助さんとコウノトリ

人気歌舞伎俳優の片岡愛之助さんは、2008(平成20)年の永楽館こけら落とし公演から毎年座頭として歌舞伎公演をなさっており、永楽館との縁がとても深い方です。

今年の秋も永楽館で、愛之助さんの歌舞伎公演が予定されています。

第十回永楽館歌舞伎 公演決定(但馬国出石観光協会)

さらに加えて愛之助さんは今年から、コウノトリ米(正式名称は「コウノトリ育むお米」)のイメージキャラクターにも起用されていました。

片岡愛之助さん起用 「コウノトリ育むお米」PR(神戸新聞)

ぬいぐるみのコウノトリは、目の周りは確かに赤いけれど、実物よりかなり可愛い表情になっていて、ほっとしました。

でもやっぱり、ストラスブールのコウノトリのぬいぐるみのかわいさにはまだ勝てていません。

コウノトリはアルザス地方のシンボル

2017.05.20

がんばれ日本のコウノトリ!

大満足で梅田へ帰還

17:10に、私達のバスは出石を出発しました。

浜坂(兵庫県美方郡新温泉町)、出石と、兵庫県の日本海側・但馬地域を満喫した私達のツアーも、そろそろ終盤。

梅田から浜坂へ移動したときには、トイレ休憩を2回取りましたが、出石から梅田までは、距離が近いこともあり、トイレ休憩は、道の駅但馬のまほろば(兵庫県朝来市)で、1回取っただけでした。

いつもだったら、帰りの休憩タイムでも何か食べ物か飲み物を買うことが多いのですが、さすがに昼食をたくさん食べ、ビールや出石そば1皿も食べたため、もう大満足で、結局何も買いませんでした(結局この日は夕食も抜き)。

ところで気になったのが、建物の前にたくさんあった、のぼりの文字。

世界遺産に沖ノ島など8遺産が認定されたニュースが大きく報じられた日だったので、インパクトがありました。

「世界遺産」もいいですが、「日本遺産」も大事にしたいものですね。

18:15に道の駅但馬のまほろばを出発し、幸運なことに渋滞にも遭わず、魔の宝塚トンネルもすいすい進み、予定より15分速い17:45に、無事梅田に到着です。

添乗員さん、運転手さん、本当にありがとうございました。

とても楽しくて、充実した、大満足のツアーになりました。

スポンサーリンク

無料メルマガ会員募集中!

昔の大河ドラマや歴史に関する映像作品、地味だけどきらりと光る歴史上の人物など、ブログよりもコアな内容でお送りします。新しい気づきと感動をお届けします。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です