コロンボ・フォート地区の白い建物
スリランカ最後の宿は、コロンボのフォート地区にある、ザ・ステュアート・バイ・シトラス。
看板は控えめなので、国旗がなかったらわかりにくいかもしれません。
隣がダッチ・ホスピタルという有名なショッピングモールでしたが、ホテル入り口で待ち構えていたトゥクトゥク運転手さんが、勝手に案内をしようとするので、ダッチホスピタル見学は断念。
この辺りは高層ビルやしゃれたレストランもあり、今まで見てきたスリランカの町と全然違う雰囲気でした。
スコットランドスタイルの内装
このホテルの最大の特徴は、スコットランドスタイルであるということ。
ホテルの玄関には、あのタータンチェックの衣装も飾られていました。
まさかスリランカ旅行の最終日に、伝統的なスコットランドスタイルに出逢うとは思ってもみませんでした。
スリランカはイギリスの植民地だったから、スコットランド資本がホテルを経営することも当然あり得るのですが、スリランカとスコットランドって、かなり意外な組み合わせ。
ウェルカムドリンクをいただいたロビー(紋章が雰囲気あります)。
廊下は少し、シックなために薄暗くも感じましたが、これくらいは許容範囲かも。
広々とした客室
大都会の真ん中であるということを感じさせないくらい、広い部屋に驚かされました。
客室の壁にも、スコットランドの紋章などが飾られています。
エクスペディアの口コミでは、窓なし部屋を案内されたという声も複数ありましたが、私達の部屋は窓がありました。
バスルームも明るくて広々していましたが、やはり歯ブラシセットはありませんでした。
歯ブラシセットだけは、スリランカ旅行では忘れないほうがいいと思います。
ありがたかったのが、客室でも楽々インターネットできる電波状況の良さ。
モバイルWiFiを持参していないと、ホテルのネット環境がとても重要になってきます。
せっかくの海外旅行なのだから、デジタルデトックスもというご意見もあるでしょうが、リアルタイムに情報収集できる便利さも、やはり捨てがたいものでした。
WiFi電波も入りやすいですが、ホテルレストラン(1階)から聞こえてくる女性歌手の歌声も、4階の私達の客室に、よく聞こえてきました。
昨夜宿泊したウナワトゥワ・ビーチのホテルで聞こえてきた、村中に響き渡るエサラ祭の男性詠唱よりは、遥かに我慢しやすく、女性の歌を聴きながらいつのまにか寝てしまいました。
朝食は平均レベル
さて、スリランカのホテル最後の食事になりました。
このホテルも、スリランカスタイルの朝食が、割と充実しています。
サンボル(野菜の和え物、サラダ類の総称)の種類も、今までのホテルの中で一番たくさんありました。
ビュッフェの品数では、やや昨日のカラマンダー・ウナワトゥワ・ビーチに負けていますが、それでもスリランカ料理は充実していたと思います。
このヨーグルトも、娘がずっと探していた、有名ブランドのものだそうです。
ナンとよく似ているけれど甘くないロティ。
小麦粉とココナッツのすり身に玉ねぎ、青唐辛子を加えて焼いたものです。
オムレツは、目の前で焼いてくれました。
爽やかな朝の食事もいいですが、やはりレストランの雰囲気は、スコッチウイスキーを飲みながらゆっくりくつろぐ夜の方が似合いそう。
今度訪れることがあれば、その時はしっかり夜のホテルや夜のコロンボも楽しんでみたいです。
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