地上波『ラピュタ』放映効果?
10月1日(日)HISの大阪梅田発バスツアーに参加しました。
ツアーの名称は「紀淡海峡に浮かぶ神秘の島!現地ガイドで巡る「友ヶ島」と和歌山マリーナシティ黒潮市場」(1人7,980円)。
『天空の城ラピュタ』に似ていると注目を集めている、和歌山市の友ヶ島に行けるツアーなので、とても楽しみにしていました。
8:15にバス車内に集合してみると、HISのバスツアーらしく、若い女性やカップル、家族連れなどがたくさん参加されています。
今日のツアー参加者は46名という大所帯で、ちょうど2日前の9月29日、金曜ロードショーで『天空の城ラピュタ』が放映されたばかりというタイミングの良さもあったかな?
このツアーで注意すること
友ヶ島では石ころだらけの道を歩いて展望台に上ったり、暗闇の中を歩いたりするので、必ず歩きやすい靴を用意して下さい(石ころだらけの道で、下りも結構大変)。
砲台跡の地下には、水たまりがあったりして歩きにくいです。
懐中電灯や虫除け(10月でも気温が高いと蚊がいるかも)、タオルなども必要に応じて持参するといいでしょう。
懐中電灯については、現地ガイドさんも4~5本用意されていますが、スマホの灯りでも大丈夫です。
昼食としてお茶とお弁当がつきますが、友ヶ島で食べるのではなく、友ヶ島に行く前(10時台)か、行った後(2時過ぎ)かにバスの車中で食べることになります。
どうせなら友ヶ島展望台で、いい景色を眺めながらお弁当を食べたいところですが、スケジュール(汽船の時間)の都合でどうしようもないようです。
お弁当はおにぎり弁当で、先週のクラブツーリズム和束町茶畑ツアーの時と同様、ウォーキングを意識しているのか、やや軽めのお弁当でした。
トイレと買い物は、岸和田SAで済ませておこう
岸和田SAでトイレ休憩と、買い物タイムがあります(車内でお弁当とお茶も配布されます)。
ここは関西国際空港の近くなので、外国人観光客のため免税店になっており、京都や神戸、丹波などのお土産を買い逃した人がここで購入できるようになっていて、品ぞろえがとても充実していました。
順調にいけば9時過ぎには到着でき、この日は「べっぴんコロッケ」というのがとても安かったので、思わず購入してしまいました(1つ100円!)。
コロッケはいいとして、できるだけここで買い物、そしてトイレを済まされることをお勧めします。
友ヶ島汽船発着場所の加太港(和歌山市)駐車場にもトイレはありますが、簡易トイレが2基しかなく、しかもトイレットペーパーがなく、鍵もかかりません(10月1日現在)。
ドアを押さえてもらうか、見張りをしてもらう人がいないと安心してトイレにも行けません。
おまけに和式のトイレ(くみ取り式)で、段差もかなりあって、ちょっと高齢者には辛いかも。
手を洗う水道も見つけられなくて、仕方ないからお弁当と一緒に配布されるウェットティッシュを使いました。
買い物も、汽船乗り場に店が1軒ありますが、少し小さめのお店でした。
友ヶ島は無人島なので(夏のシーズンは店が出るかも知れませんが)、10月以降は営業している店もなく、おやつや飲み物は現地調達できませんので注意して下さい。
後日グーグルマップで調べてみると、汽船乗り場に公衆トイレもあるようですが、そちらは添乗員さんや現地ガイドさんから案内がありませんでした。
団体客は人数を数えるためにさっさと乗る必要があるので、ここでトイレに行かれると困るのかな?
数年前から友ヶ島は人気と聞いていますが、港のトイレの設備を見る限り、漁師さんと釣り人(ほぼ男性)しか利用を想定していない昔の状況のままです。
『ラピュタの島』ブームで観光客、特に若い女性がたくさん来るのだから、もう少しトイレの設備は何とかして欲しいところだし、HISさんも大人数バスツアーで行くのなら、港の近くの温泉旅館(何軒かありました)と提携するなどして、安心して使用できるトイレを案内して欲しいというのが正直な要望です。
加太港で現地ガイドさんとご対面!
初めて訪れた加太港は、流し雛行事で有名な淡島神社のすぐ近くでした。
とても立派な鳥居もある有名な神社なので、どうして立ち寄ってくれないのだろうと思いましたが、時間の関係なのでしょうか、団体行動なので我慢です。
後日、HIS のサイトをよく見ると、
※出発前・出発後に関わらず、船が欠航になった場合は、加太港から淡嶋神社、または深山第一砲台跡周辺を現地ガイドが案内します。その場合は船代として1,800円の返金をいたします。予めご了承ください。
とありました。淡島神社は欠航バージョンだったのですね。
加太港で「和歌山市語り部クラブ」の2名のガイドさんと合流し、一緒に友ヶ島汽船に乗船。
気象条件によっては欠航となることもあり、昨日(10月3日)も阪神間では曇りのち晴れでしたが、友ヶ島汽船のサイトには「荒天のため全便欠航」とありました。
乗船券として渡される番号札(当日整理券)は、加太港に帰る際に回収となりますので、それまで大切に保管しておきましょう。
11:00に加太港を出港し、20分ほどで島に到着。
船は110人定員でトイレもあります。
船からは漁船(釣り船?)の姿もたくさん見ることが出来ました。
加太港の沖合では、マダイの一本釣りやたこつぼ漁法、刺し網など、多くの漁が行われており、紀淡海峡の速い潮流にもまれて身の締まった美味しい魚が、たくさん捕れるそうです。
私達は往復とも「ともがしま号」でしたが、友ヶ島汽船のサイトによると、「らぴゅた号」という船(いざというときの増便用?)もあるそうです。
ラピュタファンなら「らぴゅた号」に乗って島に渡ってみたいですね。
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