長城は寒い!
北京から877路直達というノンストップの公共交通バスで、八達嶺にやって来ました。
バスから降りた時の第一声は・・・「寒い!」とにかく寒い!
こんなに天気はいいのに、バスが停まった場所は陰になっていて、太陽の光とぬくもりが来ないのです。
ガイドブックによると、標高が高い山岳地帯に延々と築かれた万里の長城は、北京市中心部に比べると、体感気温が5~10℃ほど低いと思った方がいいとのこと。
冬の北海道に行く服装を心がければいいらしいので、ダウンジャケットにマフラー、帽子は用意したのですが、やはりカイロを貼っておくべきだったかな?
トイレも寒さのせいか、特に女性トイレは混雑していました(トイレットペーパーはありません)。
スライダーと一緒の入場券
さて、まずはチケットを購入しなければならないのですが、売り場がわからない。
駐車場の近くにあるチケット売り場が閉鎖されていたのです。
到着したのは土曜日の午前10時過ぎで、観光客もたくさんいたし、特に「閑散期」でもないはずなのですが、ちょっと謎。
万里の長城(八達嶺)への行き方と観光写真集(ユーウェン中国語講座より)の写真をお借りしましたが、普段はこんな感じのようです。
このサイトによると、このチケット売場では必ず往復スライダー乗車券付きの入場券を買わなくてはならなかったようです。
長城の入場料だけなら40元(約720円)ですが、スライダー往復乗車券の料金が100元(1,800円)で、合計で140元(約2,500円)払わなくてはなりません。
これだとそんなに安くないですね。
でも上記の旅行記によると、100元のスライダーもとても面白かったようなので、興味のある人は乗ってみてくださいね。
チケット売り場を探せ!
とにかく私達は、とても運がよかったのか、高いチケットを買わずに済みました(スライダーが故障でもしていたのかな?)
訳もわからず皆が行く方向に行ってみると、長い建物内に土産物屋や食事処が並んでいます。
所々階段もあるので、足元に注意しながら歩きましょう。
窓口があるので尋ねてみると、ここは団体専用だとのことで、個人客はこの先でチケットを買うようです。
このエリアを通り抜けて先へ進みましたが、毛沢東バッジや、電池でぐるぐる池を泳ぎ回る鯉のおもちゃなど、とても面白いお土産物がたくさんあって楽しかったです。
一体いつまで歩くのかな?
やっと入り口らしき場所が見えてきました。
「八達嶺」と書かれた石碑の前で、皆が記念撮影の順番を待っています。私達はちょっと断念。
立派な城門をくぐります。
やっと見つけたチケット売り場!
ここで1人40元のチケットを購入と思ったら、11月から3月までは冬場のため、35元(630円)でした。
往復バス代16元(220円ほど)と合わせると、850円! 1,000円もしないのです。
こんな安い値段で万里の長城を観光できるなんて、なかなか信じられませんでした。
安いせいか、長城への入り口は中国人観光客で大混雑。
この入り口をくぐれば、いよいよ万里の長城が待っています。
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