冬の関西といえばカニツアー
12月17日、HIS日帰りバスツアーで越前ガニを食べに行きました。
ツアーの名称は
【梅田発】高価なタグ付き越前ガニ1杯付き! 越前の料理旅館で食す贅沢カニ尽くし会席と日本海を一望!越前温泉露天風呂「漁火」ご入浴
というもので、「全てのカニで国産ガニを使用した豪華カニ会席!」とも書かれていました。
これはやっぱり行きたいです。
夫に言わせると、カニを食べるのに眼の色を変えているのは関西人くらいで、関東に住んでいる人は、あまりカニに対して情熱を燃やさないらしい(本当かな?)です。
冬の楽しみの一つだと思うのですがね。その意味では、関西人は冬もエンジョイできているということでよかったです。
キャンセル待ちで無事ゲット!
このツアーは、11月下旬ごろにHISのサイトで見つけました。
でもその時は、12月17日分はネットからの申し込みができず、電話で申し込むしかありませんでした。
しかもその電話が、私の嫌いな050で始まるナビダイヤル。
電話してみると、もう満席で無理だと言われ、さらにガックリ。キャンセル待ちしてくださいと言われたけれど、ショックは収まりませんでした。
以前HISバスツアーに行ったとき、添乗員さんが最後に「HISバスツアーは、前日の夕方まで電話で受け付けていますから、どうか時間ができたら気軽に申し込んでくださいね。」って言ってたのに! HISの嘘つき~!!
と、嘆いていたのです。
でも私は知らなかったのですが、夫が粘り強くキャンセル待ちをしていました。
そしてついに、12月6日(水)にキャンセルがあるのを夫がHISサイトで発見!
めでたく12月17日のツアーに参加できることになりました(料金は大人1人11,980円)。
夫がサイトを見た時には、残席は5人分あったようです。お目当てのツアーが満席になっていても、あきらめずキャンセル待ちをするという方法もあるのですね。
いざ越前海岸へ!
12月17日(日)、大阪はとてもいい天気。梅田の集合場所には、4人の受付係の方が参加者を待っていました。
どうやらこの時間帯(7:45集合)に、私達の他に丹後半島へのカニツアーが3コース(うち1つはバス2台)が出るようでした。
私達のツアーバスは、トランスパックの室中運転手、そして友ヶ島ツアーでもお世話にしていただいた城下さん。
ツアーメンバーは46名。私達のように忘年会を兼ねているのか、老若男女、たくさんの人たちが参加していました。
まず最初の仕事は、多賀サービスエリアに着くまでに、オプション料金で注文するカニの刺身(1本500円)を注文するかどうかを決めること。
少々高い気もしますが、せっかくなので話のタネにと注文することにしました。
バスはとても順調に進みましたが、京都に近づくにつれ、天気はどんどん悪くなります。
多賀サービスエリアで、少し時間調整も兼ねたトイレ休憩(約25分)。同じようなカニツアーのバスがたくさん停車していました。
珍しくスターバックスコーヒーがあったので、ドリップコーヒートールサイズを注文して2人で飲みました。温まります。
彦根トンネル辺りから、粉雪が降り始め、あっという間に雪景色になりました。
滋賀県の北部から福井県に抜ける山間部にかけては特に雪がひどく、今年こんなに雪を見たのは初めて。
どこまでも続くモノトーンの景色を見ていると、距離感もつかめなくなり、何だか水墨画の中に入ってしまいそうな、不思議な気分になりました。普段雪を見慣れないせいでしょうか。
越前海岸波高し
山間部を抜けてしばらく走ると、越前海岸。
私は福井県にはご縁がなくて、今年の9月、トラピックスのバスツアーで敦賀湾に浮かぶ水島という無人島や気比神宮を訪れたのが、初めての福井訪問。
越前海岸もこの日初めて見たのですが、冬の日本海は聞きしに勝る、波の荒さでした。
こんな荒れた海で、漁師さんたちが越前ガニを獲っているのです。
そりゃ値段が高いわけです。
最近ニュースを騒がせている北朝鮮の木像不審船ですが、こんな荒れた、冷たい冬の日本海に乗り出す勇気は私にはありません。
目指す越前町の料理旅館まで、あともう少しです。
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