相差(おうさつ)町の海女の店
神明神社(石神さん)や梵鐘寺(ぼんちょうじ)のある三重県鳥羽市の相差(おうさつ)町は、「海女と漁師のまち」として知られており、「海女さんの店」という感じの素朴な店が、たくさんありました。
時間があれば、「海女の家 五左屋(ござや)」にも行ってみたかったです。
築80年の古民家を再生した施設には、海女さんのお守りとして石神さんのお守りにもなっているドーマンセーマングッズや牡蛎醤油に牡蛎ドレッシング、海をテーマにした商品などがそろう土産物店の他、2階にはカフェもあるそうです。
石神さんのお守りや、ドーマンセーマンについては、こちらのブログをご覧ください。
無人販売店にあった謎の食べ物いろいろ
どこか懐かしい無人販売店もありました。
伊勢志摩の名物である昆布の仲間・あらめがたくさん売られています。
全然なじみがない海藻でしたが、後で調べたところ、牛乳の1.2倍のカルシウム、トマトの7倍のβカロチン、ゴボウの6.5倍の食物繊維、豆腐の11倍のたんぱく質が含まれる、なかなかすごい食品のようでした。
この無人販売店できれいさっぱり売り切れていた大人気の「きんこいも」や「へぎ餅」も、普段聞かない言葉なので、気になりました。一体どんな食べ物なんだろう?
「へぎ餅」は餅の一種で、「へぐ」というのは薄くスライスすること。それを乾燥させたもの。
鳥羽市浦村町今浦の民宿「魚月」で、元経営者の浅尾庄朔(しょうさく)さん(88)、はるゑさん(83)夫婦が、地域に伝わるお菓子「へぎ餅」作りに励んでいる昨年2月の記事が、毎日新聞のサイトに紹介されていました。
大人気の「きんこいも」とは、黄金色の干しいも。
きんこは鳥羽や志摩地域で昔から作られていたサツマイモの保存食です。きんことはナマコのことで、干したナマコに形が似ているからこう呼ばれるのだとか。
写真は、「自然の恵みで美しく 美し国伊勢志摩の手作りジェラート」サイトより引用させていただきました。
食べてみたかったです。
みやげセンター王将
相差町を出た私達のバスが、次に訪れたのはみやげセンター王将。
伊勢志摩の海の幸を中心に、伊勢志摩のお土産を一堂に取り揃えた製造卸直営店です。
駐車場にある大きな船が目印です。とても大きな土産物店でした。
私達は、ここであらめを実家のお土産用に購入しました。
えびせんべいやちくわなども、自宅用に購入。買い物はもう、ここで済んだかなと思っていました。
関ドライブイン 赤福と珈琲の誘惑
ところが最後に立ち寄った名阪関ドライブイン(亀山市)で、またまた買い物をしてしまったのです。
やっぱり伊勢に来たら、赤福餅を買いたい!というのが1つ目の理由。みやげセンター王将では、売り切れていました。
そしてドライブイン入り口にあった唯香(小川珈琲)。行きのトイレ休憩でもとても気になっていたのです。
ちょっと渋滞で疲れが出ていたこともあって、ここでコーヒーブレイク。
美味しいコーヒーとお洒落な店内の雰囲気で、旅の疲れも取れました。
梅田に帰ったのは、予定より30分遅い20:00頃。
色々ハプニングもあったけれど、なかなか楽しい旅でした。参加者の皆さん、運転手さん&添乗員さん、どうもお疲れさまでした。
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