吹雪の湯の川温泉
昨年の12月25日(月)、函館旅行2日目の宿、湯の川温泉のホテル万惣に1拍しました。
この日の函館は暴風雪警報が出ていて、電停湯の川温泉から徒歩約5分というこのホテルまで行くのも、本当に大変でした。道を歩いている人も、誰もいませんでした。

多分今まで経験した中で、一番激しい吹雪だったのではないかと思われました。
ホテルに入ったとき、スタッフの方が見かねてタオルを貸してくださったのがとてもありがたかったです。
ちなみに、市電には「湯の川温泉」と「湯の川」という2つの停留所があるので注意してください。
快適で広い客室
早速6階の客室に案内されました。


とても広くて快適な部屋で、吹雪の中を歩いてきた疲れも取れそうです。


窓からの景色は白一色。その雪景色を見ながら、お茶とお菓子でほっと一息。備え付けのお菓子(函館バタークッキー)がとても美味しかったです。

ベイエリアのはこだて海鮮市場本店で購入したトラピストクッキーも加えて、お茶の時間。
関西限定かと思っていた毎日放送の『ちちんぷいぷい』というテレビ番組が映るのもよかったです。
温泉でのんびり
湯の川温泉は、江戸時代に松前藩主嫡子の重病を治療するために探し当てられた温泉だと言われ、榎本武揚も箱館戦争の傷病兵を療養させたという、歴史ある温泉です。
お湯は無色透明で臭いもなく、ナトリウム・カルシウム塩化物泉が最も多く含まれています。
「よく温まる」と評判で、冷え性などに効果があり、リュウマチ、打ち身、ねんざ、婦人病、肩こり、腰痛、神経痛、胃腸病、疲労回復などにも良く効くと言われています。
ホテル万惣の温泉について、詳しくはこちらをご覧ください。
大浴場には露天風呂はもちろん、白濁するシルキー風呂、寝そべって入浴できる寝湯、浴槽を独り占めできる壺湯、ドライサウナやアロマミストサウナなど、いろいろ個性的なお風呂があります。
もちろん、シャンプーやコンディショナー、ボディシャンプーは完備されていました。
また、湯上り後は「湯蔵ラウンジ」でのんびりできます。
冷たい飲み物やアイスキャンディーも無料で、至れり尽くせり。
予想以上の豪華バイキング!
さて、このホテルの楽しみの一つが、料理です。
夕食は、北海道の海の幸・山の幸をふんだんに使ったバイキング。


新鮮な魚介を使った握りたてのお寿司。


季節のお刺身や各種珍味、海産物やソーセージの鉄板焼き、大地の恵みの野菜など。

たくさんあって、とてもすべて堪能することはできません。

特に私達が心を奪われたのは、カニ、それも本ズワイガニでした。

関西人なのでカニは大好き!ちょうど私達のテーブルのすぐ隣にカニがあったので、ぱくぱく食べてしまいました。
あまりカニばかり食べていたので、ホテル一押しのメニューである函館の老舗・五島軒のカレー(ビュッフェで味わえるのはこのホテルだけらしいです)や、ドイツ生まれのマイスターで「胃袋の宣教師」の異名を持つ、カール・W・レイモンのソーセージ(函館で70年間作り続けられているそうです)を食べる余裕はありませんでした。
レストランには、浴衣姿ではない日帰り入浴プランのお客さんもたくさんいました。
温泉+バイキングの夕食付きで大人1人4,470円~と、かなりお得。
冬場の、遅い時間のチェックインだとさらにお得になるようです。詳しくはこちらで。
謎の飲み物ガラナ
夕食で、普段関西では見ることのない「北海道ガラナ」というものがあったので、注文してみました。

でも、そもそも、ガラナって何だろう???
その答えは、「北海道だけで根強い人気を誇る「ガラナ飲料」って何?」(北海道ファンマガジンサイトより)に詳しく書かれてありました。
コーラによく似た炭酸飲料(少し甘味がありピリッとした味)で、健康にもいいらしいです。
北海道では普通に売っているというので(知らなかった!)、ぜひチャレンジしてみてください。
お土産にもいいかもしれませんね。
食事にアルコールを付けなかった分、売店で函館ワインを購入して、部屋でいただきました。

なかなかおいしかったです。
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