冬の函館 ホワイトアウト寸前?吹雪と戦い、土方歳三最期の地へ!

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雪なんて、大っ嫌いだ!

さて、12月26日(火)にホテル万惣をチェックアウトし、3日目の観光に出発した私達。

3日目は飛行機の時間があるので、午前中しか観光時間がありません。

雪で思うように動けないことも考えて、どうしても行きたい場所1つだけにしました。

それが、「土方歳三最期の地」。湯の川温泉からまた市電に乗って、函館中心部に戻らないといけません。

ホテルから市電までは、約5分ほどの距離なのですが、昨日以上に大変でした。

こんな天候なのです。ホワイトアウト寸前?

吹雪が激しくて、あまり目を開けてもいられず、周囲を見ている心の余裕もありません。

足元ばかり見ていたはずなのに、新雪に足を取られて、顔面から転んでしまいました。

カメラ大丈夫かな? 今日も派手に、雪の洗礼を受けています。雪のない国に行きたい!

やっとのことで、電停湯の川温泉にたどり着きました。

あの建物は、どうやら「夢巡り舞台足湯」のようですが、とても立ち寄る元気はありませんでした。

再会!土方歳三最後の地碑

雪まみれになりながら市電に乗り(車内をかなり濡らしてしまったかも)、電停新川町で下車。

吹雪がやや収まり、船の霧笛を聞きながら5分程歩きます。

若松町の、函館市総合福祉センター前の緑地が、「土方歳三最期の地」として整備されていました。

土方歳三が銃弾に倒れたとされる、一本木関門の跡地です。

ここは昔(10年以上前)、訪れた場所です。懐かしい。

でも、前からこんなにきれいに整備されていたかな? 記憶が定かではありません。以前は夏に訪れたので、雪景色は初めて。

あった! あの関門跡には見覚えがあります。

石碑に近づいて、手を合わせました。

どうやら今日は、私達が最初の参拝者だったかもしれません。

石碑に備えられた土方さんの写真が、雪に埋もれていたので払いのけておきました。

昔は1人で訪れた土方ファンのため、セルフタイマー用のカメラ台があったのですが、今は自撮り棒という便利なものができたせいか、なくなっていました。時代を感じます。

他にもあります!土方歳三ゆかりの地

土方歳三最期の地碑や、五稜郭以外にも、函館には土方歳三ゆかりの場所がたくさんあります。

1つ目は、雪がなければ絶対訪れていた、函館山山麓にある碧血碑(へきけつひ)。

箱館戦争の旧幕府軍の戦死者を記念する慰霊碑で、土方歳三や中島三郎助などをはじめとする約800人の戦死者を弔っています。

「義に準じた志士の血は、3年たつと碧色になる」という中国の故事より名づけられました。

榎本武揚ら箱館戦争の生き残りと、新政府の命令に背いて旧幕府軍の遺体を仮埋葬した函館の侠客(人材派遣業を営んでいました)柳川熊吉が協力して建立したそうです。

2つ目は、箱館戦争の時、新選組の屯所として使われた称名寺

土方歳三と、箱館戦争で戦死した新選組隊士の供養碑があります。

そして3つ目が、土方歳三函館記念館

これは箱館中心部と湯の川温泉のちょうど中間地点にあり、海に面している景色のいいところなのですが、ちょっとアクセスが難しく(タクシーが便利かも)、今回私達は訪れることができませんでした。

でも、函館空港へ向かうバスの窓から、この記念館を見ることができました。

この記念館は、別名「土方・啄木浪漫館」。函館にゆかりの深い土方歳三と石川啄木に関する「哀愁テーマパーク」と銘打った施設だそうです。

土方歳三凾館記念館(土方・啄木浪漫館)(函館市公式観光情報サイトより)

近くには「啄木小公園」もあります。

この銅像は、石川啄木かな?

夏のいい天気の日に、この辺りを訪れてみたいなと思いました。

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