警報出そうだけれどキャンセルできず
新年度がスタートして、はや2週間が過ぎましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私はとても仕事が増え、所属部署も超繁忙期に突入しており、連日帰宅も遅くなってストレスだらけ。
そんな姿を見かねてか、夫が4月14日(土)発のHIS大阪梅田発1泊2日バスツアーを薦めてくれました。
長いツアータイトルですが、下記のツアーです。
大とろなど『とろ尽くし』のご夕食!スリル満点の海のつり橋!
申し込んだのは4月6日(金)で、2人で合計45,960円と、いつもながらのコストパフォーマンスの良さ!
ところがこの後、とんでもない事態となったのです。
天気予報によると、週末は関西も東海地方も春の嵐に巻き込まれ、警報が出るかもしれないとのこと。
警報が出ていたら、花火も富士山の眺めも絶望的。おまけに芝桜はまだ咲いていないというネット情報を夫が見つけてしまったのです(自然相手の旅は難しい!)。
私たちはちょうどキャンセル料が発生する日に申し込んでしまい、しかも花火大会が中止になっても返金はしないという文言も確認して、もうがっくり。
キャンセル料がもったいないから、警報だろうがなんだろうが参加することにしましたが、こんなに出発前に盛り上がらないバスツアーは初めてでした。
懐かしの浜名湖で井伊直虎をしのぶ
さて出発日の4月14日(土)、集合時間は11:15です。
いつもの日帰りツアーよりもかなりゆったりしたスケジュールで、出発前に『西郷どん』第13話に関するブログも書き上げることができました。
驚いたことに、警報が出そうなのにもかかわらず、このツアーはバス2台が出る大盛況! 私たちは2号車でした。
トランスパックの室中運転手と、ベテラン男性添乗員の影山さんのもと、バスは静岡県を目指します。
まず、1回目の休憩場所は滋賀県の土山SA(13:20出発)。
ここで近江牛コロッケ(2つ300円)と焼焼売(350円)を購入し、今日の昼食となりました(無料のお茶もおいしいです!)。
今日の夕食が16:00スタートなので、ごく軽く済ませます(このツアーには昼食はついてません!)。
2回目の休憩は、浜名湖SAでした(15:25出発)。
浜名湖では夕食時間を調整するため、長めの散策。曇り空ですが、雨は大丈夫でした。
この辺りは2年前、井伊直虎の史跡を訪ねて訪れた場所で(大河ドラマ放映の前年でした)とても懐かしく、次郎法師の描かれた「みそまん」の看板もまだ頑張っていてうれしかったです。
ちなみに、浜名湖SAと直虎ゆかりの地は、このような位置関係です。
私たちはみそまんではなく、プレミアムメロンパン(右)とプレミアム三ケ日みかんパンを購入し、いざというときの夜食用に確保しました。
お待ちかねの『とろ尽くし』のご夕食!
やがてバスは、静岡県焼津市の石原水産に到着。
ここでお待ちかねの夕食なのですが、夕方の4時から晩御飯なんて、入院していた時でも食べたことのない早い時間で、そんなにおなかもすいていない。
でも、2階の食堂に通されると、マグロ好きの人から思わずため息が。
大とろ刺身、中とろ寿司、大とろ煮込み、とろしゃぶなど、本当にとろ尽くしでした。
普段めったに食べられない高級食材とあって、いつの間にかパクパク食べていました(別腹)。
とろしゃぶのとろは、刺身でも大丈夫なほどの新鮮さ。
油を使った料理もなく、ヘルシーで低カロリー。お味噌汁もカニが入っていて、とてもおいしい。
私は煮魚苦手な夫から、大とろ煮込みもいただいて大満足。
約60分間の夕食の後は、1階の売店でお買い物タイム。私たちはかまぼこセットを購入しました。
静岡らしく、サクラエビやキンメダイ、しらすなど、駿河湾名物の魚を使ったかまぼこ詰め合わせ(870円)。レジのお兄さんが、ホテルに着いたら冷蔵庫に入れ、明日も直射日光に当てないようアドバイスをしてくれました。
大迫力の熱海海上花火大会
買い物タイムの後、17:30にバスは熱海へ向け出発し、19:10頃、熱海港の待合室へ到着。
本日の熱海海上花火大会は決行されるのですが、沖合の風が強くてクルーズは中止。港に停泊する船の上から花火を見るスタイルに変更になったという連絡がありましたが、開催なので大喜び。
でもちょっと明日の天気が心配になってきました。
港の様子です。私たちが乗船して花火を見るのは、イルドバカンス3世号。熱海と初島、伊東を結ぶ豪華な船。
本来なら港の沖合に出て花火を見るため、まずクルーズ、そのあと花火、また港へと戻ってホテルへというパターンですが、クルーズがないまま19:40に乗船し、花火開始の20:20まで船室に座ってのんびり読書。
20:20から、25分間にわたる花火大会が始まりました。
あまり写真撮影が上手ではありませんが、花火の様子がお伝えできたでしょうか?
この花火大会は日本一の花火打上会場!三面を山に囲まれた「すり鉢」状の地形のため、海で上げる花火の音が反響し、大きなスタジアムのような音響効果があります。
特に船の上だと、大きな単発花火や「大空中ナイアガラ」は、体にまで音が伝わってきます。
まさに体感する花火大会!
クルーズがなかった分、花火大会終了後はバスにすぐに乗れて、伊東温泉にある今夜のホテルに出発です!
ホテルや2日目のツアー行程に関しては、この続きのブログでご紹介いたします。お楽しみに。
今回の旅で気づいたこと
最初は「雨が降って、観光も台無し、花火もないだろう」とツアー参加に後ろ向きだったけれど、バスが走り出すと普段見ない景色を見たり、バスの中で仕事から解放されて読書にも専念でき、とてもリラックスできました。
浜名湖散策や花火大会の時には雨にも降られず、結果的に楽しい旅ができました。
何事も、挑戦してみないとわからないものですね。
コメントを残す